
「今、子どもの腸が危ない!」少ないと更年期症状が重くなる「エクオール」。若い女性の間で激減してます!【腸内細菌研究の第一人者・内藤裕二先生】前編
腸内フローラ検査の結果、「二人とも『ビフィズス菌』を持っているが少ない」
お二人の腸内フローラ検査結果を分析した内藤先生いわく「両親が同じで、年齢も近い。これだけ考えると、 ゆうちゃみさんとゆいちゃみさん姉妹は、腸内細菌が似ていても不思議ではない。でも全然ちがうんですよね」とのこと。医師として、こんな大勢の前で腸内環境について発表するのははばかられるとしながらも、その気になる検査結果について次のように語りました。
「腸内細菌って〇〇菌が多いとか、〇〇菌が少ないとかよく話題になりますけども。腸内細菌はとにかくいっぱいいますので、グループでどんな菌が多いとかその特徴を見るんですね。
2人の特徴は、まず気になるのはビフィズス菌が少ない。でも、大事なのはいるということ。ビフィズス菌って海外の方だと0の方も結構いるんです。なので少なくてもいるというのがひとついいポイント」
長生きする人が共通して持っている腸内細菌「フィーカリバクテリウム」がゼロ
先生の解説はまだまだ続きます。
「僕が注目しているのは、あまり聞いたことがないかもしれないんですが『フィーカリバクテリウム』という腸内細菌です。京都で健康長寿の研究をしているんです。非常に元気で 長生きしてるおじいちゃんおばあちゃんで、『フィーカリバクテリウム』がいない人はですね、30人に1人くらいしかいないんです。
今日本で増えている潰瘍性大腸炎や神経系の難病である多発性硬化症という病気があるんですが、この病気の方はこの腸内細菌が少ないという研究結果もあるんです。3カ月後くらいにもう一回調べたほうがいいかもしれない」
内藤先生のお話を聞いていたゆうちゃみさん、「やばいやん!これってどうにかできるんですか」と焦らずにはいられません。内藤先生は「最後に僕がいう食事方法をしっかり守ってください」とアドバイス。
【取材ご協力】
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内藤裕二先生
京都府立医科大学大学院教授(生体免疫栄養学)。1983年京都府立医科大学卒業、2001年米国ルイジアナ州立大学医学部客員教授、09年京都府立医科大学(消化器内科学)准教授などを経て21年から現職。日本酸化ストレス学会理事長、日本消化器免疫学会理事、日本抗加齢医学会理事、2025大阪・関西万博大阪パピリオンアドバイザー。専門は消化器病学、消化器内視鏡学、抗加齢学、腸内細菌叢。著書に「消化管(おなか)は泣いています」「人生を変える賢い腸のつくり方」など多数。京都府立医科大学における京丹後コホート研究の腸内細菌叢研究を担当。
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