女性が「自分の体を愛する」ために必要なことって?自分軸で生きる、働くためのキーワード5つ【日産×オトナサローネ】#2
自分が最速で行動をする
井一:「自分が最速で行動をする」最速で行動するっていうのは、「自分が」ですか?
野中:私のポリシーは、仕事を楽しむこと。これを言うと「仕事なんて辛いですよ、楽しくないですよ」と言われるのですけど、さっき話した 30人のチームで「やったな」という感じ(達成感)を得るっていうのが、私の中の「楽しむ」なのです。「いいことも、悪いこともある」という、その中で自分が何をしていくのかっていうことを、第一に考えるようになってきました。
そのきっかけのひとつが、 2009年ぐらいだったと思うのですけども、メンタルの病気になる方が世の中で増えてきたのです。当時、会社に専門医がいてくだったおかげで「職業性ストレスモデル」(1970年代にアメリカで提唱)について知ることができて、そのおかげで自分にできることがパチってはまったのですよね。これは簡単に言うと、ストレスの要因には、 「仕事要因」と仕事以外があるということです。仕事以外というのは、プライベートのことですね。
で、それに対して「個人要因」っていうのは、本人の性格なのです。あんまり気にしない性格であるとか、人のフィードバックを気にする性格だとかです。あとは「緩衝要因」。これはいわゆる「ストレス発散」と言われるものですね。これらの均衡を保っていないと「ストレス反応」っていうのを起き始める。ようは「頭が痛い」とか「月曜日だけど会社行きたくない」とか「サザエさんの曲を聞いたら涙が出る」というような感じになる。
そういう現象が起こっているのにスルーしてしまうから病気になるのだということを説明されて、「おお、そうかそうか」と思ったのです。私はメーカーの人間なので、 品質だとか、物の量を決めるときに、そういうプロセスがあるのです。
なんらかの要因があって、それを解決すれば物が出るようになるっていうことと、 人の気持ちやコミュニケーションがあって、その結果が起こること。これらは同じことだと気付き、 私にできることは、ストレス要因の「仕事」をコントロールすることであると思いました。
例えばですけど、ある男性が家に帰ってお子さんをお風呂に入れなければならない。仕事が片付かないからって、私がその人の家に行ってお子さんをお風呂に入れてあげるわけにはいかないから、やっぱり彼がお風呂を入れられる時間に帰れるようにするっていうことが大事なのです。
皆がどういうコンディションであるかを知ることが、自分の役割であり仕事だと思っていました。
30人の部下全員のコンディションを把握するための方法とは 次ページ
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