「見た目」はいいのに印象に残らない「残念な人」に共通する、初対面で「出来ていない」大切なこと

2024.08.25 WORK

姿勢が良いと、必ず印象に残ります

人を魅了する初めのポイントは、なんといっても「正しく美しい姿勢」です。立っているだけでどことなく気品が漂っている女性の決め手は姿勢なのです。姿勢が良いとそれだけで周りに信頼感や安心感を与えますので、ビジネスにおいてとても重要なことです。

初めての訪問先であれば尚のこと、だれが見ているかわかりませんので、まずは姿勢を正すことです。対面のときだけでなくオンラインの時も同様です。

 

 

正しい姿勢とは「頭頂」「耳」「肩」「腰」「くるぶし」が一直線上

他人があなたを正面から見たときに「姿勢がいい人だな」と感じるポイントは、猫背で

はなく胸が開いていることです。横から見ると「頭頂」「耳」「肩」「腰」「くるぶし」が一直線上にあり、さらに「耳たぶの下」と「上唇」を結んだ線が床と平行になります。

胸を開くと肩も開き、男性なら堂々と、女性なら凛として美しく見えます。この姿勢になると腰も背骨も伸びますので、品格が出てきます。

 

 

初対面の方や新しい部署の方には、印象深い挨拶を!

初対面の時に感じたことが、その方の第一印象として残るので、ぜひとも、気持ちの良い挨拶で印象を残しましょう。

気持ちの良い挨拶は、相手との距離感が大切です。相手が安心感や好感を抱くベストな距離は、腕を前にまっすぐ伸ばした距離です。これよりも近づくと「近くていやだ」いう警戒心や「なれなれしい人」という嫌悪感を抱きます。反対に、離れていると、「自分に関心がないのではないか」という疎外感や「私と仲良くなりたくないのでは」という不信感を与えてしまいます。

 

 

挨拶の時はエレガントな「一回一動作」が、印象に残ります

たいていの方は「おはようございます、はじめまして」とか、「こんにちは、はじめまして」といいながら同時にお辞儀をしていると思います。これは「ながら動作」といって、軽々しい印象を与えるだけでなく、相手が言葉を聞き取れないこともあります。
きちんとあいさつの言葉が言い終わってからお辞儀をする、「一回一動作」をしてみてください。自分も落ち着き、相手にも安心感を与える事ができるでしょう。一回一動作で行うとエレガントで落ち着いた振る舞いになり、相手への好印象にもつながります。

 

 

お辞儀は腰から頭まで一直線上に。好印象なお辞儀を

お辞儀をする時には腰から頭までは一直線で、腰から身体を傾けます。というと「そんな杓子定規な」と思う方もいるでしょう。しかし、なんとなく頭を下げるのではなく、きちんとした角度のあるお辞儀こそ、相手へ好印象として残ります。

また、挨拶で「残心」を残しましょう。「残心」とは、最後まで心を込めて挨拶をすることで相手にその心が伝わることです。この残心が有る場合と無い場合とでは、お相手が受ける印象も大きく変わるものです。

 

 

挨拶の時の表情は「温顔」で。「笑顔」と「温顔」は違うもの

はじめましてのシーンではぜひ、「温顔」で接することを意識してみましょう。温顔とは作り笑顔ではなく自然ににじみ出た美しい顔のことです。温顔であれば、相手に「話しやすい人だな」という好感を与えることができます。口角を少し上げる意識をするだけで、明るく優しい気持ちになってきます。

 

 

アイコンタクトも忘れずに

挨拶の際は相手の目を見てしっかりとアイコンタクトを取ります。
目は心のあらわれとされ、目を見ることは相手への好意ややる気を示します。目をそらすことは不快ややる気のなさを与えてしまい、失礼にあたりますので注意しましょう。

また、目だけでなにかを訴えよう、あうんの呼吸で伝えようとしても海外の方には通じません。ぜひ、作法に適った正しく美しい挨拶をすることは、エレガントの観点からも見習いたいですね。

 

 

身だしなみと同じくらい大切な「表情」

見た目が第一印象を大きく左右するといいますが、服装やメイクよりも「表情」が非常に大切です。男女問わず温顔が素敵な人には愛嬌が感じられますし、癒やしや幸福感をも与えられます。

 

 

本記事では、初対面で好印象を与えるための姿勢や表情についてお伝えしました。

続きの【後編】では、初対面の相手と会話の糸口をつかむスマートな気遣い、印象のいい話し方や聞き方のコツなどについてお届けします。__▶▶▶▶▶

 

 

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