パサつきオバ髪を若々しく変身! 簡単スタイリング術

秋も深まり、空気が乾燥して髪のパサつきがきになる季節になりました。この年齢になると、髪のパサつきは致命的。パサパサ髪はまとまりが悪く、ろくにお手入れもしない、だらしない女性という烙印を押されてしまうかも! でも、パサついた髪をスタイリング剤でカバーしてもベタつくだけで、うるおいというよりは脂ギッシュな髪になりがち。

そこでオススメなのが、ストレートアイロンを使ったスタイリング方法。実際にパサつき髪に悩んでいるRUALAの角さんが、自身の髪を使ってご紹介します。リアルなBEFORE→AFTERを見れば、絶対マネしたくなること間違いなし!

 

 

スタイリングする前の髪はこんな感じ

洗いっぱなしの状態。頭皮から毛先まで、ツヤはまったく感じられません。特に毛先のパサつきがヒドく、バサついて広がった状態。頭皮は根元の立ち上がりがなくなってペッタンコ。髪の影響で、顔も老けて見えます。

 

1 髪を引っ張りながらストレートアイロンをすべらせる

朝シャン派の場合は完全に乾かした状態でOK。夜シャン派の場合は、表面をスプレーなどで軽く濡らし、全体を軽くブラッシングした状態にしましょう。毛束をアイロンにはさんだら、髪をとかすような感覚ですべらせるだけ。ただし、髪にたるみがあるとうねりが取れません。髪をはさむ前に毛束を軽く引っ張った状態に。それからアイロンで毛束をはさむようにしましょう。

 

2 毛先付近まですべらせたらアイロンを内側に半回転させる

毛先まですべらせたら、アイロンを内側に半回転させ、そのままの角度ですべらせます。こうするとアイロンでワンカールさせたような内巻きに仕上がります。毛先をカールさせるのは、髪のまとまりを良く見せるだけでなく、バラついた毛先をごまかす効果も。のばしっぱなしで、毛先にバラツキのある髪に有効的です。

 

3 顔まわりの髪は毛束を細めに取り、数回に分けてアイロンを

顔まわりや前髪のアイロンは、一気に毛束を取らず、数回に分けてアイロンをかけます。全体の髪の場合はササっとかけるだけでも大幅に印象を変えることができますが、顔まわりの場合はクセやうねりが目立ってしまいます。さらに数回に分けることで、ツヤがさらに強調されます。ちょっと面倒ですが、このひと手間を怠らないで!

 

4 ハチ周辺の毛束を持ち上げ、根元にアイロンを当てる

最後にハチ周辺の毛束を水平に持ち上げ、根元でアイロンをはさんでから中間まですべらせます。この部分を軽く立ち上げるだけで、正面から見たときにトップに自然なボリュームを出すことができます。右側をすべらせたら左側を。再び右側と左側を交互に2回アイロンをすべらせます。このとき、アイロンに角度をつけると不自然な立ち上がりになってしまうので注意して。

 

ストレートアイロンの完成状態!

スタイリング剤は一切使わず、ストレートアイロンだけでこの状態に! これでもパサつく場合は、表面に軽くツヤ出しスプレーをかけたり、手のひらに薄くヘアオイルをのばして髪になじませて。髪の表面がツルンとした状態なので、スタイリング剤も少量でなじみ、しかもベタついた印象を与えずウルウルの髪に。毛先を内巻きさせることで、髪の広がりもカバー。トップの立ち上がりの影響で、顔もリフトアップされたように見えます!

 

自然光で撮影したときの状態がこちら。内巻きした髪を後ろにすると、髪は自然とまっすぐな状態になります。毛先までツヤのある髪は、太陽の光を浴びるとより美しいサラ髪に!

 

さらにアレンジを加えると華やぎ髪に!

さらに顔まわりの毛束を細かく取って、今度は毛先にさらに強めのカールがつくよう、毛先半回転のときに数秒放置してからアイロンをはずします。こうすると巻き髪したようなスタイルも楽しめます。

 

ストレートアイロンは、正しい使い方をすれば髪を傷める心配もありません。しかも通常のアイロンよりも使いやすく、初心者でも簡単に扱えます。そしてアイロンの場合、ちょっとでも顔に当たってしまうとヤケドの恐れがありますが、ストレートアイロンは鉄板は内側だけなので、ヤケドするリスクもほとんどなし。まだ試してない人は、絶対使ってみる価値ありですよ。

 

教えてくれたのは・角 薫さん(RUALA)

原宿・表参道の著名サロンを経て、20年共に一緒に働いてきた同期のちはるさんと一緒に2016年サロンオープン。髪のコンプレックスを解消させるヘアデザインが得意で、同世代の女性顧客を大勢抱えている人気女性美容師。http://ruala.jp/

 

 

 

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