今、東大生は海外へ! 「日本人は舐められている」と感じた経験が、帰国後に決断させたこと
夏休みに友人が行った国
フランス①
親戚が住んでいるから。
親戚に会うために、毎年のようにフランスに行くらしい。
親も英語が話せる、親が国外の法人に勤めている、海外在住経験があるといった話は東大生からよく聞く。
トルコ
海外旅行に行くつもりで、航空券が安いトルコを選んだ。
イスラム教の聖地として学びがあったそうだ。
博物館とアヤソフィアの入場料は合わせて8,000円くらいで、食事も2,000円程度と物価は低くなかった。一方、電車の運賃は80円くらいだった。
実はアフリカの国に行きたかったが、日本からの直行便がないので、トルコを経由してチュニジアへ向かった。
アフリカに行く日本人は少ない。フランス語を話す自分としては、アフリカに行きづらいのは残念である。
チュニジア
フランス語が使えるため旅先として選んだ。
アフリカにはいくつかフランス語が使われる国があるが、日本から乗り継ぎが多いため航空券が高い。チュニジアは乗り継ぎ1回で行ける。
国民はフランス語とアラビア語を話し、そのうちの何割かは英語も使える。日本人と比べるとはるかに英語の能力が高いらしい。
日本人観光客が来ることはほとんどなく、タクシー運転手に「仕事か?」と聞かれ「旅行だよ」と答えても、繰り返し「仕事か?」と問われたらしい。観光客が珍しいのだろう。
チュニジアの料理は、フランスの影響を色濃く受けていて、焼き加減が絶妙だ。友人はいちじくとさつまいもの炒め物に感動していた。
朝食はパン屋でパンを買って、カフェに持ち込んで食べたそうだ。そのとき会ったチュニジア人のおじさんが、夕方もその店でコーヒーを飲んでいて、「この人はいつ働いているんだろう」と疑問を持った。働き盛りの青年やおじさんが、昼間からカフェに集って談笑していて時間の流れが日本よりゆっくりだと感じる。みんな急いでいない。電車が20分遅れても、誰も焦っていない。
チュニジアから船でイタリアのシチリアに渡ると、多くの出稼ぎ労働者と一緒になった。
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