「お風呂は毎日入ってる」と逆ギレ。義母が「嘘をついてまで」入らなかった驚きの理由とは
【義母がお風呂に入らなかった理由】
1.シャワーの使い方、お風呂の沸かし方が分からなくなった
「分からないなら聞いてよー」と思うところなのですが、ここはお義母さんのプライドが邪魔をして、聞けなかった模様(何度も夫がレクチャーし、手書きで作ったマニュアルも渡していたので)。
2.浴室の雰囲気が怖かった(特に壁の色)
全体的にモダンな雰囲気の浴室なのですが、暗くて怖いらしい。特にダークブラウンの壁の色が気に入らなかったようで、「壁は、やっぱり明るい色が好き!」と話していたそうです。
3.浴室に監視カメラが付いていると思っていた
最後は、ちょっと驚きの理由。冒頭でも触れましたが、部屋の中には「通報装置」が設置されており、24時間コールセンターにつながる仕様となっています。浴室にもこの装置があるのですが、どうやらお義母さんはこれを「監視カメラ」だと思ってしまったようなのです。
「だってお風呂に入ってる様子を見られてるんでしょ。そんなの恥ずかしいじゃない!」
って、なんだかちょっと可愛らしい(笑)。いやいや、これが最大の理由だったらしく、夫が何度説明しても「だから、絶対に入らないわよ」の一点張り。衛生面について伝えても、「ちゃんと体を拭いているから大丈夫」と強めの口調で言われたため、夫もその日はギブアップ状態で帰宅しました。
結局、一度は夫が強引にお風呂に入れたものの、それ以降は難しく……。それから数ヶ月間、「からだ拭きシート」と「ドライシャンプー(洗い流し不要)」を活用する日が続いたのです。
さらに2年が経過し、完全な「入浴拒否」は回避できたものの、お風呂に対する「負」のイメージは残ったまま。今も、私たちの“お困りごと”となっています(涙)。
しかし当時を振り返ってみると、お義母さんにとって生まれて初めて目にする、24時間コールセンターにつながる「通報装置」たるものは、“恐怖の物体”だったに違いありません。そして、この「通報装置」がさらなる妄想を引き起こすことになるのですが……。それはまた、次回お話ししたいと思います。
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