「不倫で離婚するなら、証拠がすべて」シングルマザーには、借金まみれの夫から「養育費の確保」が絶対条件だった【不倫専門カウンセラーが教える、裁判で勝つ方法】
泥試合になる前に、まずは専門家に相談
「私が伝えたいのは、自分一人で判断して、一人でカッとなって夫を問い詰めることは絶対にしないでほしいということです。
弁護士や私のような不倫専門のカウンセラーに一旦相談してください。不倫問題の解決には“作戦”が命なので、きちんと戦略を立ててから挑みます。感情だけで突っ込むと失敗します。冷静になって作戦を立ててから行動に移しましょう。
なかには、夫の携帯電話を使って相手の女性にぱっと連絡をする人がいますが、そんなことをしても大抵ごまかされます。
『〇〇さんと会っていたけど、性的な関係はありません』と言われたら、どうしようもないんです。それを覆すことはできません。
コンドームがカバンに入っていたり大人のおもちゃが入っていたりしても、自白させるのは難しいです。『嫁に見つからないように会社の後輩の物を預かっていた。俺の物じゃない』と言われたら、それを嘘だと証明する証拠がありません。」
自白させるのもなかなか難しそうですね。
「夫の自白を取るというのと裁判で勝つための証拠を押さえるのは別の話ですが、自白を取るにも確たる証拠を突きつけるしかありません。
LINEのやり取りをずっと密かに見ていて、証拠のスクリーンショットを押さえた上で、『あなたは何月何日の何時、この日は確か出張に行くと言っていたけど、本当に出張だったんですか』とか、『飲み会って言っていたけど、その日って本当は飲み会はなかったよね。私全部知っていますけど、答えてくれませんか。証拠も持っています』と言って、自白を引き出します。
私たちのような専門でやっている人はそういうテクニックを持っていますので、相談してください。いきなり追及しても失敗するので、作戦を立てることが大事です。」
今は、スマホもFace IDになっているので、証拠の画像のスクリーンショットを撮れないのでは。
「男性はスマホだけ守れば大丈夫だと思っていることが多いのですが、同期されているアップルウォッチやipadを見て、証拠写真を撮影したというケースは結構あります。
撮影を成功させるには、ガードを固められないように泳がせないといけません。『こいつ、疑っているな』と思われないよう、全然疑っていませんよという態度を取りながら証拠を集めます。」
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