両膝のこわばりで歩行困難に。「私の更年期はどうなっちゃうの!?」ついに休職を余儀なくされて

階段の昇り降りもままならない両膝のこわばり。休職するしかなかった

両指・両膝のこわばりと毎日奮闘するようになったため、月1回の婦人科検診でかかりつけ医に相談しました。本来なら、HRTという女性ホルモンを補う治療を推奨するそうですが、HRTは乳がんのリスクが高まる可能性があるとのこと。父方が乳がん家系の私は、念のためHRTを避けて、漢方薬で対処することにしました。ですが、飲んで何かがよくなった感覚はありません。

 

両膝の関節痛はずっと治らないままで、歩くだけの行動さえスムーズにできない日々が続きました。階段の昇り降りは、一段ずつ、ゆっくりと脚を動かさなければ移動できません。電車に飛び乗るなんてもってのほかです。出勤は車を使うのでなんとかなりますが、私が勤める中学校は4階まで階段で移動するほかないため、仕事を続けることができなくなりました。

 

 

頭皮の加齢臭や陰部の乾燥、頻尿…さまざまな異変が加わっていく日々

そして54歳の春、私は休職を余儀なくされました。
家にいると、時間の余裕ができるため、関節痛やホットフラッシュのことを考えて滅入ってしまいます。最近は、新たな体の変化も加わり、より一層、更年期の諸症状を気にしてしまう時間が増えました。

 

新たな変化とは、例えば、頭皮の臭いの変化があります。これまで、自分の頭皮の臭いを改めて気にしたことはありませんでしたが、ここ数カ月の間に何度も「臭い!」と感じることがありました。汗というより、加齢臭のような臭いです。いまは、シャンプーをデオドラントタイプに変えてしのいでいます。他に、陰部の乾燥も気になり始めました。おりものシートが肌に当たる部分辺りがカサカサと乾燥し、ときどきかゆくなります。頻尿になったような気もします。

 

こんなときこそ、仕事をしていれば、そのときだけは痛みやつらさを忘れられるのに……と思います。実は、この秋にも職場復帰できるかもしれませんでしたが、教育委員会の方々が歩行もおぼつかない私を見て、もう少し休んだほうがいいと判断され、次の復帰チャンスは来春となりました。

 

こうして、休職期間は半年以上になることが確定しました。半年の間に、職場も社会もどんどん変わっていきます。復帰して追いつけるのか、前と同じように教壇に立てるのか、正直不安です。でも、同じくらい、早く仕事がしたい。現在は、週に2回、歩行のリハビリをしながら、来春の職場復帰を目指しています。

 

 

【編集部より】

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