1歳のわが子が遊んでいたおもちゃから「不倫の証拠」が見つかった! しかも、芋づる式に次々発覚。いったい何人でてくる!?

2024.11.01 LIFE

妻が家事と育児に追われているうちに

真由美さんは、おかしいなと思いましたが、忙しいし夜は早く寝たいし、それを言う気力も湧きませんでした。家族としては良好な関係が続いていたし、夫婦仲も良いと思っていたそうです。

 

しかし、後から振り返れば、その頃、現在の不倫相手との交際は始まっていたのです。

「証拠をつかんだわけではなかったのですが、あの頃、『何かおかしい』と思った勘は当たっていたのです。

自分でも、あの時なぜ問い詰めなかったのかと思いますが、最初の携帯事件の時に詰め寄ってもなかなか白状しなかったので、言ったところで証拠がなければまたシラを切られるし、いちいち揉めるのも面倒だと心のどこかで思っていました。

必死に子育てしていたので、残っている体力を夫の不倫追求に向けたくなかったんです。ちょっと怪しいなと思いつつも、面倒臭いという気持ちが勝っていました。忙しくてそれどころじゃないというのが本音でした。」

 

 

疑惑は消えないもの…

なんとなく女性の影を感じてはいたものの、真由美さんはそのまま放置しておきました。

「面倒臭いというのもあったのですが、当時、私との関係は悪くなく、わざわざ事を荒立てる気もしませんでした。

私自身、だいぶ夫から気持ちが離れていたのですが、いきなり100から0になったわけではなく、30〜40くらいのところで低空飛行していました。結婚生活も長くなってくると配偶者に対する感情が冷えてきて当たり前、夫婦ってこんなものなのかなと思っていたんです。」

 

子育てに手を取られて目まぐるしく過ごしていた真由美さん。できたら、このまま平穏無事に暮らしたいと思っていましたが、どこまでも疑惑の影は付きまといました。

「決定的な証拠が出てきたらどうかなのかなと思いますが、何も出てこなかったし、あえて探そうともしませんでした。

 

 

前の浮気騒動がトラウマで、いまさら面倒くさい

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真由美さんは、違和感だけはずっと感じていました。証拠を探したら出てくるかもしれないと思いつつ、それに、もう一度あれをやるのかと思うとうんざりした気持ちになりました。

それに、感情を乱されて、また具合が悪くなるのも嫌だなと思いました。怒る方もエネルギーがいるんです。疲れて家事もままならなくなると子どもたちも生きていけません。

また感情を掻き乱されて、具合が悪くなるのも嫌だなと思いました。前科がある場合、怪しいと思ったらすぐにガサ入れするという人もいますが、私の場合、どうしても『面倒くさい』という気持ちが勝ちました。」

 

 

義父も浮気性

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義父はたびたび女遊びをした人で、真由美さんは義母からその話を何度も聞きました。豊さんは、そういう両親を見て育ったので、「夫婦なんかそんなもんだ」と思っていたのかもしれません。

「義父の場合、家庭を顧みないわけではなく、家には帰ってくるし、子どもの行事には全部出ていたそうです。家庭を壊すような遊び方ではなかったようですが、それでも義母は怒っていました。それなら、なぜちゃんと息子の教育をしてくれなかったのか。

夫は、両親の姿を目の当たりにして育ったので、たいしたことではないと思っているのかもしれません。私も、女性にのめり込んで家庭を壊すのでなければいいのかな…と思うこともありました。ただ、子どもを育てるために離婚しないだけで、そう簡単に許せるはずがありません。」

 

真由美さんの戦いは、まだまだ続いています。

 

▶つづきの【後編】では、徐々と冷え込んでいく夫婦関係。真由美さんが夫の不貞行為を「エコ不倫」と呼ぶ理由とは?…についてお届けします。 __▶▶▶▶▶

 

 

 

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