
「マウント合戦」が辛くてもう逃げたい。エルメスのバッグじゃないと馬鹿にされる「ママ友」の世界
子どもの将来を見据えて、教育熱心なエリアに引っ越すことを決意
東京都在住の小春さん(仮名・41歳/専業主婦)は、夫(42歳/会社員)、娘(8歳)、息子(6才)の4人家族。小春さんは、子どもの将来を見据えて、教育熱心なエリアへ引っ越したいと夫に相談したそうです。しかし、教育熱心なエリアの賃貸は家賃も高く、夫からは「別に教育熱心なところへ引っ越さなくても、本人がやる気にさえなればな勉強するのでは?」と言い返されてしまいます。
しかし、どうしても子どもを教育水準の高い環境で育てたいという思いがありました。その理由は、小春さん自身の実家に金銭的な余裕がなく、教育熱心とはいえなかったから。周囲にもあまり勉強熱心な子がおらず、そんな環境に流されて毎日遊んでばかりいたとか。
ただ、今となっては若い頃に勉強をしっかりせず、偏差値がさほど高くない大学にいってしまったため、思うような就職活動ができなかったことを大変後悔しているのだとか。だからこそ子ども達には「周囲に優秀な子がいる環境で、勉強させてあげたい」と考えたそうです。
その後なんとか夫を説得し、なんとか教育水準が高いエリアでいい物件を発見して引っ越すこととなりました。部屋は狭くて交通の便も決していいとはいえないものの、小春さんは満足していました。まさか、この選択がのちのち大きなトラブルを招くとは知らず……。
引っ越し後に、娘の習い事を探してびっくり
引っ越しが終わると、小春さんは娘の習い事である「バレエ」を継続させるため、教室を探すことにしました。しかし、教室はいままで通っていたところの月謝よりも倍以上高いところばかりで、継続できそうなところがなかなか見つからなかったそう。
やっとの思いで、予算内で何とか通えそうな教室を見つけました。けれど、そこに通う子どもと保護者たちは雰囲気も独特で、普段着から小奇麗な印象。バッグはCHANEL、Hermèsといったハイブランドが多く、どこか高圧的な印象さえあったようです。
その教室へ通うお子さんやママを見た瞬間に「自分とは住む世界が違うかも……」と感じたと、小春さんは語ります。娘はどこかツンとした雰囲気の子ども達に対し、どう話しかけていいか悩んでいる様子もうかがえました。「バレエ教室でお友達ができるだろうか?」と不安になったそうです。
その後、バレエ教室に通い始め、レッスンが終わるまで教室の前で待っていると、同じようにそこで待つ数人のママさん達と小春さんは仲良くなったそうです。
しかし、そのママさん達との関わりをもったことが、のちのち地獄の時間の始まりだったのです。
ママ友と仲良くなり、カフェでお茶するまでの関係に
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やがて小春さんはそのママさん達と、一緒にカフェでランチする仲に。カフェではママ達はみな高級そうなジュエリーをサラッと身に纏いました。小春さんはジュエリーもハイブランドのバッグも持っておらず、唯一母親から譲り受けたノーブランドのパールジュエリーと、楽天市場で購入したノーブランドのバッグを持って参加することに。
すると、ある一人のママ友から、「素敵なバッグね。どこのブランド?」と聞かれたそうです。
そのママ友は緑さんといって、旦那さんはIT関係の会社を経営しているらしく、裕福な印象の女性でした。バッグにはブランドのロゴがないため、正直どこのブランドかは判断できなかったそうですが、革の質を見るなり「高額なバッグ」であることは間違いないと感じたと、小春さんは語ります。
緑さんから質問された小春さんは、思わず「これは楽天のお買い物マラソンで購入して、そんないいものじゃないですよ」と正直に答えたそうです。
すると、緑さんの隣に座っていた女性が「楽天って、バッグ売ってるんですね……」と言いながら、クスっと笑ったのだとか。
本編は、ママ友にバッグを馬鹿にされて悔しい思いをしたお話でした。
続く記事では、ネットで購入したバッグを馬鹿にされてしまった小春さんとママ友たちのお付き合いがどうなったかについてお伝えします。▶▶続きを読む
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