マウント合戦が辛くてもう逃げたい。エルメスのバッグじゃないと馬鹿にされる「ママ友」の世界(後編)
持っていたバッグを馬鹿にされて、顔が真っ青に
緑さんから質問された小春さんは、思わず「これは楽天のお買い物マラソンで購入して、そんないいものじゃないですよ」と正直に答えたそうです。すると、緑さんの隣に座っていた女性が「楽天って、バッグ売ってるんですね……」と言いながら、クスっと笑ったのだとか。
その瞬間、緑さんも少し半笑いの表情で「オシャレなバッグですね。お買い物上手で素敵」と言い放ったそうです。しかし、その表情はどこか小馬鹿にしたような様子にも見えたそうです。おそらく、緑さんは最初から小春さんがいいバッグを持っているとは思っておらず、安物バッグと知っていながらも、あえて煽るような発言をしたのでしょう。
このやり取りが起きた瞬間、小春さんは恥ずかしさのあまり、穴があったら入りたかったそうです。その後、緑さんと隣の女性同士でバッグを見せ合いながら「そのバッグ、買えたの?どこのお店?」というやり取りで、盛り上がっていました。どうやら、緑さんが持っていたバッグはエルメスのツールボックスというデザインのもので、「知る人ぞ知る」といったバッグだとか。しかし、ハイブランドに疎い小春さんは話題についていけず、寂しい思いをしたそうです。
おそらく、この女性達からすれば「人気ブランドについて、詳しい知識を持っている」ということが、マウントととるための要素に繋がっていたのかもしれません。
やがて、ママ友達は「娘の発表会を増やして、もっと場数を踏ませたいから、みんなでお金を出し合ってステージを借りてみたらどうかしら?」という話題で盛り上がりはじめます。なんと各自で1人あたり5万円ずつ出し合ってステージを借りて、そこで娘たちのバレエ発表会をしてあげたいとのこと。ただでさえ、レッスン代もカツカツの状態で教室に娘を通わせていた小春さんにとって、そんな提案はたまったものではありませんでした。
さすがに5万円は厳しくて 次ページ
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