マウント合戦が辛くてもう逃げたい。エルメスのバッグじゃないと馬鹿にされる「ママ友」の世界(後編)
5万円を出すのが難しく、ママ友達へ違う提案をすることに
小春さんは、思わず彼女達に向かって「わざわざ、ステージを勝手に借りて発表会を開いても、先生は怒らないのかしら?」と提案しました。すると、ママ友達はお互いに顔を見合わせて、まるで鳩が豆鉄砲を食らったような顔をしたそうです。その瞬間に、小春さんは「ここは、私が余計な提案をするべきではないのかも……」と悟り、すぐに黙ることにしたのだとか。
その日以降も、ママ友達からカフェに誘われて何度か参加したものの、「車は何台所有しているのか」「固定資産税はいくらくらい払っているのか」「クレジットカードの色は、何にしている?」といった財力ゲームのような話ばかりで、小春さんは次第にウンザリするように。もちろん、そのような会話を楽しめないのも、小春さんの家にその財力がないから。そして、価値観も大きく異なるのでしょう。
それから小春さんは、「もっと通いやすい別のバレエ教室を探そう」と決意。しかし、結局そのエリアではいい教室が見つからず。また、そのエリアはスーパーマーケットで取り扱う食材の値段も高く、習い事代以外の食費や日用品代も家計を圧迫。結局、違うエリアへ引っ越すことを決めたそうです。
無理をしない生活をすることで、ストレスフリーに
今住んでいるエリアは、以前住んでいた場所ほど教育熱心ではないものの、物価も以前より控えめで過ごしやすいとのこと。そのエリアには学習塾も多いので、「子どもが勉強したくなったら、塾に通わせるという選択肢もある」と感じたそうです。この経験から、小春さんはあまり背伸びをしてもストレスを感じるので、身の丈に合う人間関係を築くことと、暮らしやすいエリアに住むことが大事と感じたそうです。
子どもがいると、その子のためと思って習い事や塾に通わせる、または教育熱心なエリアに引っ越すことを考える方は少なくありません。しかし、無理をしようとすれば母子ともにストレスを感じる可能性があるので、くれぐれもほどほどにした方がいいのかもしれませんね……。
▶▶無理して家賃や物価の高いエリアに引っ越したはいいものの、習い事やママ友付き合いが大変で
スポンサーリンク
【注目の記事】
- 40代50代には「骨活」と「腸活」どっちも大事!「どっちもできちゃう」森永カルダスヨーグルトのヒミツとは
- ゆらぎ世代は健康の見直し時期。自分のことは後回しになりがちだからこそ取り入れたい毎日の腸活&骨活習慣
- 40・50代スタイリスト・編集部員が「全買い替え」を決意した優秀すぎるブラ。「試着なしでOK」「着やせ」「つけている感覚なし」夢のようなブラがあります!
- 40・50代に告ぐ!「なんだか調子がゆらいできたな」と迷う人に「ララフェム」が推せる理由って?佐々木千絵さんが試したよ
- 50代、甘いものを我慢しない。私たち「ゆらがない世代」が考える、暮らしのちょっといいコト
- 70代までやりがいをもって働ける有望資格「保育士」が学費負担ほぼゼロで取得できる?JR蒲田「学研アカデミー」が評判のワケ
- 白髪に悩む40代、50代必見!自宅でムラなくきれいに染めるために知っておきたい「意外と見落としがちなポイント」とは?【毛髪診断士が解説】
- 「実は結構こわい歯周病」40代50代女性が知っておくべき「歯みがき知識」を歯学博士・倉治ななえ先生に聞きました