ウエストくびれをキープしたい人、健康診断でこれチェック!

ふと気が付いたらウェストラインが緩んで太くなっていた、というのはかなりショックですよね。そのウェスト消失の犯人が中性脂肪だとしたら…怖くありませんか?そこで今から中性脂肪対策を始めてみませんか?減らしすぎても好ましくありませんが、増えすぎは深刻な健康問題になります。ちょっとした食事の工夫と簡単すぎるレシピをご紹介しましょう。まだまだ引き締まったウェストはキープできます!でも運動もしてね♪

 

食事から中性脂肪対策をしてみよう

過剰な中性脂肪は健康に害を及ぼす前に引き締まっていたはずのウェストラインを緩めて太くしてしまいます。上手に中性脂肪を増やしすぎないように食事の面から工夫することがウェストラインキープに役立つ方法です。

 

●脂質と炭水化物の量と内容に注意する。

●きのこ類と海藻類を上手に味方にする。

●フルーツを食生活に加える。

●発酵食品を毎食1品添える。

●真冬でも水分補給を適切に行う。

 

食事でできる対策と目分量でできる簡単なレシピをご用意していますが、作る際に注意すべきことがあります。それはオイルと糖分を使いすぎないことです。また特定の食材に偏るのもNG。どんなに良い食材でも全体の栄養バランスを崩したら意味はありません。バランスを取ることも大事なのです。

 

摂り過ぎても摂らなさ過ぎてもダメな脂質と炭水化物

 

ダイエットや生活習慣病対策を考えたとき、脂質と炭水化物を制限することが多くあります。制限は間違えていませんが、過剰にし過ぎるのは成功させたい2つにデメリットになってしまいます。脂質も炭水化物も重要な栄養素だからです。

 

中性脂肪対策も兼ねたウェストラインキープの場合でも同じです。美容と健康に好ましい油分を選び、必要な量の炭水化物は摂るべき。どちらも食べ過ぎを防ぎ、余計な中性脂肪を燃やしやすくするためのエネルギーになります。

 

★簡単すぎるトマトリゾット

1.トマトをすりおろす。

2.身を崩しておいたオイルサーディンとスープの素を1.に加え、火にかける。

3.茶碗半分のご飯を2.に加えて軽く煮込む。

4.味を見てから塩で整え、仕上がりにオリーブオイルを大さじ1杯落とす。

※使用するのはトマトの水煮でもOK。この場合は木べらで潰しながら煮込む。

 

欠かせない栄養素と食物繊維がきのこ類と海藻類の魅力

きのこ類と海藻類は不足しやすいビタミン類とミネラル類、食物繊維が豊富。特に食物繊維は腸内環境を整え、有害物質を吸収し体外に排出させる働きも持っています。きのこ類と海藻類は身体に不足しやすい栄養素を吸収させ、さらに老廃物を排出させてくれるのです。

 

身体の働きを整えて内側から無駄なものを捨てるためにきのこ類と海藻類は役立つ食材です。両方が揃わないと中性脂肪を落とす身体の働きがうまくいきません。中性脂肪対策とウェストラインのキープのためには内側からキレイにすることも条件です。

 

★きのことこんぶのきんぴら風

1.生食用こんぶを細く刻んでおく。

2.きのこは食べやすい大きさに刻む。

3.鍋にごま油を熱し、1.を炒めて油が回ったら2.を加える。

4.めんつゆを3.に加え、水分が飛ぶまで加熱する。

※好みで油揚げを刻んで入れたり、ツナを入れてもおいしい。この場合は3.のステップで加えて、仕上がりで味を見てから醤油を足す。

 

ビタミン類補給ならフルーツ類におまかせ!

 

フルーツといえばビタミン類の宝庫であり、抗酸化成分を補給しやすい食材です。しかし糖類が多いということで敬遠している方も意外と多くいます。しかし食物繊維とビタミン類、それに抗酸化成分を簡単に摂れるメリットも考えるべきです。

 

ビタミン類は身体のエネルギーを回すためのガソリンに近いといえます。またビタミン類は消費されやすい栄養素です。常に補給する必要がありますから、上手に摂ることが大事です。すると脂肪の燃えやすい身体になり、中性脂肪対策がうまく行えます。

 

★オトナのためのフルーツポンチ

1.赤ワインにオレンジの皮とはちみつを入れて弱火にかけ、軽くアルコールを飛ばす。

2.好みのフルーツを一口大に切ってガラスの器に入れ、1.を注ぐ。

※赤ワインは安いものでOK。温かいままでも、冷やしてから食べてもおいしい。白ワインで作ると、さっぱりした味わいを楽しめる。

腸内環境を整えて体内からきれいにする発酵食品

発酵食品は腸内環境を整える効果があります。便秘対策として毎日のメニューに加える方も少なくありません。ストレスなどで乱れやすい腸内環境のために効果的。それに腸内環境を整えておくことは中性脂肪対策とウェストラインキープにも重要なのです。

 

腸内環境を好ましく整えておくと、きちんと栄養吸収がなされます。すると体内でエネルギーがしっかり使われ、結果として身体の脂肪が燃えるのです。中性脂肪も蓄積し過ぎず、内臓脂肪になってウェストラインを緩ませることになりません。

 

★なないろ納豆

1.しば漬け、たくあん、高菜は細かく刻み、梅干しは小さくちぎる。

2.納豆をかき混ぜてほぐし、1.を加えて混ぜる。

3.刻みのりとすりごまを2.に混ぜる。

※加える漬物は好みで選んでOK。プレーンヨーグルトを少し加えてもおいしい。

 

 

身体の老廃物を排出させるために水分補給は欠かせない

寒い季節は汗をかきにくいですから、水分補給を怠りがちです。しかし肌が乾燥することでわかるように体内の水分は常に奪われています。また体内でも水分はどんどん消費され、脱水症状を起こす寸前まで進むリスクも抱えているのです。

 

脂肪を燃やしやすい身体をキープさせるには、適切な水分補給も欠かせません。ただし糖分やカフェインを摂り過ぎない工夫も行いましょう。普通の水でいいのです。一気に飲むのではなく、ゆっくり少しずつこまめに水分を飲むことを寒い季節も忘れずに!

 

★ただの水に飽きたときには

レモン汁を落とす。

リンゴジュースを一口分だけ加える。

 

【参考書籍】

『肥満・メタボを解消! ラクしてやせる101のワザ』 「健康」編集部編

『コレステロール・中性脂肪がぐんぐん下がるコツがわかる本』野村 喜重郎 (監修),‎ 主婦の友インフォス (編集)

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