「30分泣いて、残りの30分で母親の顔に戻って帰宅していました」乳がん当事者が「自分に必要だった」ウィッグを開発して起きたこと【乳がん体験談】#2
がんを伝えたのはパートナーと職場
「がん患者の家族」という立場を経験していたからこそ、がんであることを家族に伝えなかった野中さん。だれにも乳がんのことを伝えなかったのでしょうか。
「パートナーにだけはがんのことを伝えました。パートナーとは付き合って1年半くらいでした。がんの知識もないので、伝えたときはちんぷんかんぷんの様子。変な恐怖心もなかったのが、後になってよかったですね。
あとは、職場です。入院しなければいけなかったので。メンバーには入院前の飲み会でがんになったことを報告しました。こんな場で⁉とみんな驚いていましたけど」
>>がん治療でつらかったことは意外な…
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