友人からのアドバイスを受け、第三者目線で夫の行動を見ることができたMさんのように、自分自身の状況を客観的に分析する力がモラハラ脱出の鍵となります。
モラハラ夫の行動がどのようなパターンに該当するのかを知ることで、「これは普通の夫婦喧嘩ではない」という認識を持つことができます。以下の特徴をチェックしてみてください。
- 言葉の暴力: 相手を否定する、責任を押し付ける、人格を攻撃する発言を繰り返す。
- 経済的コントロール: 家計やお金の使い道を一方的に決定し、相手を制限する。
- 心理的支配: 相手を罪悪感で縛る、自分の機嫌次第で態度を変える。
- 孤立化: 友人や家族との関係を遮断させ、孤立させる。
これらの行動が日常的にある場合、モラハラの可能性が高いと言えます。
夫の暴言や攻撃的な行動があった際、その内容や日時、自分の感情を記録しておくことが大切です。後から振り返ることで、自分の受けている状況が異常であることを明確に認識できます。
例:
- 10月10日: LINEで「謝れ」と40通以上のメッセージを送られる。気分が沈み、眠れなかった。
- 10月11日: 「お前が悪いから俺が怒る」と夕食時に怒鳴られる。
記録は第三者に相談する際の証拠にもなり、自分が冷静に状況を分析する助けにもなります。
夫からの一方的な言葉や態度で傷ついている方へ。それは普通ではありません。
おかしいと感じたら信頼のおける第三者に相談をしてみましょう。
自分は悪くないということ、そして「夫に問題がある」ということに気がつくと思います。