「なんでこんな女と?」元モデルの妻が崩れ落ちた瞬間。しかも夫と愛人は5年も続いていて(後編)

2024.12.31 LIFE

強気な不倫相手、頓挫した慰謝料、不誠実な夫

示談の話をした時、不倫相手の凛子さんは、「奥さんとは、離婚したら世間体が悪いから別れないんじゃないですか。別れても、きっと私のところに戻ってきてくれます」、と言い切ったそうです。

「凛子さんには、『つき合って5年でしょう。それでも私から奪えなかったんですよね。無理ちゃいますか』、と言いました。でも、夫はいろんな女性に手を出すタイプではないので、凛子さん以外の女性に行くとは思えません。私と別れたら、彼女のところに行くのではないかとモヤモヤした気持ちになることもあります」

 

凛子さんとの慰謝料の話も頓挫したまま、一向に進んでいません。

「探偵にもかなりお金をかけましたし、すぐには弁護士を頼めません。離婚するかしないかで慰謝料も変わってくるでしょうし、離婚してから請求しようかとかいろいろ考えて、今は保留しています。でも、凛子さんには憎しみしか感じません」

 

休日ともなると、翔太さんの方から、「ドッグカフェか、ドッグランに行こうか」と声をかけてくれるようになりました。しかし、博美さんが家に戻った直後の翔太さんの頑張りを100とすると、今は70くらいまで勢いが落ちているそうです。

「裁判しようかなと言っても知らん顔ですし、勝手にやればという感じなので不満を感じます。誰のせいでこんなことになっているのか。探偵費用については、夫から母に返してもらおうと思っていますが、その話もまだしていません」

 

博美さんは慎重な性格で、何事も「よしっ」と思わないと前に進めないタイプ。一つ一つ考えるのに時間をかけています。

 

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