
東大生の子ども時代、明らかな「天才」の特徴とは。「人より得意だったことは?」「塾は通ってた?」「東大を目指したのは何才から?」
中2で学校の先生に東大に行くことを勧められた
――いつから東大に行くつもりだった?
中2のころ担任の先生に勧められ、「行けたら行きます」と答えた。進学した高校は、毎年一人か二人東大に合格する。自分の年は二人だった。東大入試で3点足りなかった友人は、早稲田に進学した。「浪人しろ」と言いたかったができなかった。
執筆者注※東大入試では合格者最低点が発表され、この点数付近は受験者のボリュームゾーンになっていると考えられる。浪人する受験者は惜しい点数で落ちていることが多い。ぼくは受験開始1年目で120点足りず、2年目で50点足りなかったが、その程度しか取れない受験者のほとんどは浪人しないと思われる。
――塾には行ってた?
中1までは塾に行ってた。学校の人がみんな行ってたから通ってたけど、物足りなかったから辞めた。自分で勉強した方がいいと気づいた。
塾を遊び場だと捉えるなら継続してもよかった。
――塾に行かない分、どんな勉強をした?
とにかく先取り。高2で東大入試の範囲は一通り終わって、高3はひたすら過去問をやった。英語の授業中は英語の小説を読んでた。
――子供の頃の夢は?
幼稚園の頃はサッカー選手になりたかった。
先日「偏差値は靴のサイズだ」という金言を聞いた。
偏差値が高いから良いとか、低いから悪いとかそういうことはなく、自分に合っているかが重要だ。合っていなければ歩みは遅くなるし、不快に感じることも増える。
自分に合ったサイズの靴を履くことができれば、心地よいし、ずっと前に進めるだろう。
自分に合った靴を見つけるために、勉強が必要なのだ。
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