
モラハラに気づいても夫から離れられなかった。でも「手放すことは終わりではなく、新しい扉を開くこと」と友達から言われて
「これは洗脳だ」とわかった後も、なかなか行動を起こせなかった
夫からの洗脳が解けた後も、Dさんはすぐに夫に反論することも、夫から離れることもできませんでした。
「これまで我慢してきたのだから、もう少し頑張れば報われるかもしれない」「相手が変わるかもしれない」「ここで諦めるのは、今までの努力が無駄になる気がする」そう思い続けていたのです。
さらに、 「この関係を終わらせたら、私は一人になってしまう」 「もう誰にも愛されないのではないか」 と、不安ばかりが募りました。自己肯定感がゼロだったDさんにとって、自分から行動を起こすことは怖くて仕方がありませんでした。
しかし、思い切って友人にすべてを打ち明けたとき、「よく頑張ったね。これからは自分を大切に生きていいんだよ」と言ってもらえたことで、心がスッと穏やかになったといいます。 さらに友人は「手放すことは終わりではなく、新しい扉を開くことなんだよ」という言葉をかけてくれました。その言葉は、Dさんに勇気をくれました。
夫に「自分を大事にしたいので離婚したい」と告げたとき、夫は「何もできないくせに」「何訳のわからないことを言っているんだ」と、いつものようにDさんを否定する言葉を浴びせました。
長年、夫から「お前は無能だ」と言われ続けてきたDさんですが、実は結婚後も仕事を続け、それなりの収入を得ていました。
実際には、一人で暮らしていくのに何の問題もなかったのです。
Dさんは夫から「無能だ」と言われていても、ご自身の人生を振り返れば、それが事実でないことは明らかでした。 仕事を続けていたのも、家庭を支えていたのもDさんだったのです。 夫に頼らなくても、自分の力で生きてこられたのに、なぜ夫の言葉ばかりを真実のように受け取ってしまっていたのか——それはすべて、夫の洗脳だったのです。
夫に「認めてほしい」「愛されたい」と思いながら生きてきたDさんですが、夫の洗脳が解けた今、これからは自分の人生を自分のために生きると、笑顔で話してくれました。
もし悩んでいる方がいらしたら、自分が夫に言われていることやされていることを客観視してみてください。それが洗脳から抜け出すきっかけになります。
▶▶Dさんが夫のマインドコントロール下に入ってしまった顛末はこちら
【前回の記事はこちら】
「家では怒鳴り散らすのに外面はいい」モラハラ夫と離婚。ひとりで生きていこうと思っていた私に、職場の男性がかけた「信じられない言葉」とは
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