妖麗な魅力を放つ瀬川、彼女が愛するのはたった一人の”鈍感男”。蔦重が瀬川に送った『女重宝記』の内容とは?【NHK大河『べらぼう』#8】
蔦重が瀬川に贈った『女重宝記』ってどんな本?
現代において女性たちの間で女性向けの教養書は人気ですが、江戸時代においても同様でした。女性向けの教養書は1600年代後半から1700年代初頭にかけて出版が盛んだったといいます。
本放送で、重三郎が瀬川に贈った『女重宝記』もその1つ。ちなみに、この本は1690年代に出版されました。(蔦重は1750年生まれ)

『女重宝記』 瀬川(小芝風花) 大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」8話(2月23日放送)より(C)NHK
『女重宝記』の著者は侍医 兼 著述家・苗村丈伯です。ちなみに、この本は若い女性(良家のお嬢様)を読者として想定しています。
ファッション、化粧、麺のすすり方、妊娠出産、言葉遣い、客のもてなし方などさまざまなことが教え説かれています。
しかし、現代の女性が読むと、“なんてことを言うのかしら!”とイラッとするかもしれません。というのも、“女はこうあるべき”という考え方がこの時代は明確に定まっていたため、『女重宝記』にもこうした価値観が反映されているためです。
例えば、白粉を顔に塗ることは「女のさだまれる法」だと書かれています。つまり、“女として生まれたら一日もスッピンでいてはならぬ”ということです。
すでに、重三郎の鈍感さには批判が殺到しており、瀬川に同情する声が多数。そうした中で、視聴者が『女重宝記』を読むと、“蔦重!瀬川にこんな本を読ませないで。最低!”と思うかもしれませんね。
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参考文献
丹波元『まるかじり礼儀作法 有識故実から暮しのマナーまで』 PHP研究所 2004年
この記事は
アメリカ文学研究/ライター
西田梨紗
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