
更年期真っただ中の48歳。たった「月1000円」の治療で痛みが治ると、自尊心も回復して…
性交痛を改善する治療との出合い
サユリさんは、耐えがたい性交痛をなんとかするため、ネットで情報を調べて “膣PRP“ に辿り着きました。“膣PRP“ とは、自分の血液から採取した血小板を膣に注入し、血小板の再生能力を使って膣のうるおいや弾力を取り戻す施術です。
病院での施術とはいえ、膣内に何度も注射を打たれる経験は衝撃的で、しばらく精神的にへこんでいたそうですが、これで症状が改善されるなら…と思って耐えたといいます。
そして、術後1カ月程度で効果がでると聞いたサユリさんは、実際に1カ月後に性交渉してみました。結果は……
「まったく痛くないわけではありませんが、以前のような耐えがたい痛みは感じませんでした。ゆっくり行えば問題なく最後までできたので、私は思わず泣いてしまいました。だって、もう『性交渉できない体』になってしまったと思っていたから」
感動したサユリさんは、これからも “膣PRP“ を続けたいと思いましたが、保険がきかない自由診療で1回数十万円と高額なので迷ってしまいました。
「実は、半年で効果が切れてしまったのです。子どもの学費にお金がかかる大事な時期だったので、数十万円を半年に一度というのは、ちょっと…。自分への出費は後回しだと思いました」
そんなとき、更年期にまつわる記事企画の話が舞い込みました。それは婦人科の先生の対談記事。取材の流れで自身の性交痛の悩みを先生に話したところ、「更年期障害による性交痛を改善する、膣に入れる錠剤(エストリール膣錠)」を教えてくれました。
婦人科に行って、1カ月分を千円ほどで処方してもらって始めたところ、2週間ほど後の営みでは痛みを全く感じませんでした。
「あんなに痛かったのに、本当になんともなくなったんです。治療をすればこれまでと同じように夫婦生活ができると思うと、それまでの喪失感が一気に消え去りました。性交痛で悩んでいる人みんなに錠剤の存在を教えたいです!」
安心したのもつかの間、他にもいろいろな症状がでてきて 次ページ
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