更年期真っただ中の48歳。たった「月1000円」の治療で痛みが治ると、自尊心も回復して…

48歳、徐々に更年期を受け入れつつある私

性交痛の悩みは解決したものの、サユリさんには他にも更年期によるものと思う不調が次々と現れました。特に如実な症状は、体温変化によるめまい。体が急に温まるとめまいがしてしまい、目の前がぐるぐる回って立っていられなくなります。

例えば、ダウンコートを着て足早に歩き、体が温まってくるとめまいがします。反対に、サウナルームから出て水風呂に入り、急に体が冷えた場合もめまいを感じるようになったため、大好きだったサウナに行けなくなりました。

 

「気温が低い日なのに背中に汗がじんわり滲んで、身体が蒸れているのと同時に寒気がするような、変な感じを覚えることも増えました。体温の調節機能が落ちているのでしょうかね…」

 

他に、ピラティスの最中に足の指がつるようになったため、グリシン酸マグネシウムのサプリメントを飲んで対策しています。

さらに、48歳になった現在は、夜な夜な急に不安な気持ちになったり、心をぐちゃぐちゃとかき乱したような気分になったりする日も増えました。仕事のストレスも症状に影響していそうだと思いつつ、子どもが大学を卒業するまでは、夫婦でしっかり収入を得なければいけないので、簡単に仕事量を減らすことはできません。

 

「女性の40代は、自身の更年期と家庭にお金がかかる時期が重なる、本当に大変な時期だと痛感しています。それでも生きていかなければいけないので、私はいま、ビタミン剤や乳酸菌などのサプリメントを7種類摂りながら、なんとか日常生活を送っています。

こんなに身体がガタガタになるなんて、40代前半のころには想像もしませんでした。でも、適切な医療に頼れば、楽しく日々を過ごしていくことは不可能ではないと感じています。

これからも不調は増えていくのだとは思いますが、あまりに気に病みすぎず、夫と仲良く笑って過ごせればいいなと思っています。『閉経したら骨にくる』と聞いたので、閉経に備えて骨粗鬆症対策は特にしっかりしていきたいです!」

<<前編:45歳、夜の営みのときに「耐え難い痛み」が。これが私の更年期のはじまりだった

 

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