精製水とワセリンは神コスメ?ダメ肌ライターのクレンジング記
体を張ったダイエット連載で人気の藤井環さんから、「いやあ、クレンジング、アレですね、意外なスキンケアの盲点ですよ!私の乾燥肌って原因コレでしたよ、たぶん」というメールが入りました。
「でも、意外なアイテムで対策できたんです…」
というわけで、彼女が肌を立て直したという、2アイテムでのケアのドキュメンタリーです。
普段はノーメイクの私ですが
どうもー。ライティングダイエッターの藤井です。
ダイエットを超不真面目にやってたのに、血液検査で「ダメ・やめて・危険」サインが出たらしく、主治医A’先生から一時停止命令がきちゃったよ☆まったくやせてないよー、真顔でてへぺろ。
■藤井さんの最近のダイエット記事は → 初の50㎏台達成、でも医師激怒。その驚きの内容とは【ダイエット戦記】
そんなわたくしは普段メイクをしません。30代あたりは「顔の上に顔を描く」レベルの濃さだったんで反動でしょう。なんつーかこう…飽きた?
現在の私は電車にすっぴんのまま平気で乗れる。友人の占い師から
「せめて眉毛くらい描こうよ…」
と言われる始末です。
これといってすっぴんで暮らす理由はないんですが、必要に迫られなきゃメイクはしません。だからこそわかるクレンジングの意外な盲点は「乾燥」でした。元は「顔の上に顔描く」ような人間ですし、30代の無茶なメイクとクレンジングで肌がお疲れになった経験を踏まえての話です。
1・どんなクレンジング剤でもまずは精製水コットンで拭く!
メイクなり日焼け止めを使って必要なのがクレンジング。クレンジング剤って、落とすのが面倒だと思いませんか?使い方が悪いのかしら?メイクは落ちても、肝心なクレンジング剤を落とすの時間かかりすぎる!その間に乾燥が進んでるんです、きっと。
そんな私はクレンジング剤でメイクを浮かせたら、精製水を含ませたコットンで軽く撫でてふき取るようになりました。これだと洗い流すタイプもささっと落とせるんです。ついでにいうと洗いすぎも防げます。洗顔料を使いすぎずに済んじゃう。
クレンジング剤を乾いたティッシュで押さえるより圧倒的に楽。精製水も安いし、お財布につらくならないし。
なお
「私はゴージャスに落とすわ!」
という方なら、アストリンゼント用の化粧水(拭き取り化粧水)を使ってください。肌を引き締めたい方もアストリンゼント用化粧水のほうがいいですよ。
このアストリンゼント用化粧水、かなり便利です。朝に洗顔すると乾燥してしょーがないというあなたにもおすすめ。コットンに含ませてぱぱっと拭き取ると余計な皮脂や汚れを落として、すぐ朝のスキンケアができます。水が使えないときの洗顔にもおすすめです。
2・口紅はワセリンで落とすべし!
今の口紅は落ちにくくにじみにくい。その分、落とすとき面倒!だからポイントメイクアップリムーバーがありますよね。しかし唇に使うとイヤーな味がしそうというお悩みもあるでしょう。
そこでおすすめなのは、皮膚科で軟膏の基材にも使うワセリンです。ワセリンは無味無臭ですし、皮膚や粘膜に浸透しない性質があります。保湿剤として使われる場合は乾燥を防ぐラップみたいな役割ってわけです。
だから口紅を落とすとき、油分だから口紅だけを溶かして浮かして簡単に落とせます。唇に力を入れないでくるくるとマッサージするようにワセリンを伸ばし、浮いて来たらティッシュに吸収させるように押さえればOK。あとはリップバームでも塗っておきましょう
なお唇の皮剥けがある場合はホットタオルを使ってください。すると唇を傷めずに余計な皮だけがぽろっと落ちます。
こういうダメージ唇のアフターケアには炎症を抑えるグリチルレチン酸や傷の修復を行うアラントイン、肌にいいビタミンのパンテノールや酢酸トコフェロールなどの成分配合の口角炎用治療薬がベスト。ドラッグストアや薬局の薬剤師さんに相談すると安心です。
落としきれないアイメイクを落とす秘策
「顔の上に顔を描く」時代からメイクで欠かせないのはマスカラです。いやー、究極の地味顔なのと無精なので、エクステやまつげパーマに向いてません。だから今もせっせとマスカラを使っています。
今のマスカラはお湯で落とせるものが多く、かなり便利です。そこに私の落とし穴がありました。簡単に落とせるよねーとか調子に乗ってお湯で落としてたのに、アイラインが落ちてなくて、結局アイメイクリムーバーを使うことになりました。
アイライナーを落とすための時間をかけすぎたのか、アイゾーンがぱりっぱりに乾燥し、かゆみも出て、ひどい目に合いましたよ。眼球までかゆい!ホント、アイメイクリムーバーは短時間で落とさないといけないのねー。
それ以降、落ち切っていなくても、短い時間で落とすようにしています。でも大丈夫。
その後にあるステップを加えると、デリケートなアイゾーンも乾燥させずにアイメイクを落とせる秘策があるからです。それがコットンに精製水とドライアイ向けの保湿効果がある目薬を含ませて使うワザ。乾燥もダメージもなく落とせるんですよ。
コットンに目薬を含ませ、そこに精製水をさらに含ませ、目元にパックのように置いてから、軽く撫でると残りのアイメイクもキレイに落ちます。目薬と精製水だから粘膜にも負担がかかりません。綿棒でゴリゴリ落とすより肌も傷めないで済みますよ。
しかし目薬は医薬品だし、副作用のリスクもあるかもしれません。あんまり頻繁にはしないほうがいいとは思いますが、緊急事態の際には肌と粘膜の負担を減らしてアイメイクを落とす方法になってくれます。ま、この方法を使わずに済むにほうがいいんですけどね!
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