初の50㎏台達成、でも医師激怒。その驚きの内容とは【ダイエット戦記】

気合だ!と偉大なるプロレスラーは言いますが、気合だけでどうにもならないものが増えるのが40代。ダイエットがまさにそれ!藤井がそれを実感しております。でもやせたらしいです。どうして?

【人生最後(かもしれない)ダイエット戦記】Vol.20、始まります。

前回までのあらすじ:
連載開始は16年10月、すでにダイエット宣言から1年越えに突入!
「ピンときたダイエット方法はあれこれ迷わず即試す」アラフィフライター・藤井が右往左往するものの、
16/10/3 第1回 63.8㎏ → 17/6/21 第19回 60.0㎏  
と、体重に変動がほぼないまま今日に至る。

 

主治医A’先生かく語りき

 

皆さま、ご無沙汰しておりました。藤井でございます。私は今、近所の内科に来ています。

 

主治医A’先生主治医A’先生がマジモードで怒ってます。

 

「藤井さん、僕は、あなたが風邪をひいてアホみたいにこじらせたことに怒ってるわけじゃないんです」

 

普段、温厚な人が白衣で白目が充血した状態で笑顔だと怖い…。なんつーか、マッドサイエンティスト感、はんぱないです。

 

「先生、なにゆえ私が怒られなきゃいかんのですか。まったく解せないことです」

「やせるスピードが健康を破壊するためとしか思えません。バカか?バカなのか?あんたは?自分で寿命縮めたいのか?ダイエットなんてバカなもん続けて寿命削ってるとしか思えないわ、このバカがっ!」

 

A’先生、何回、私にバカって言った?数えたくないけどさあ…。

 

しかしA’先生、その推理は間違ってます。

 

麗しきオトナサローネ編集部の皆さまには言いたくなかったんですが、白状しなければなりません。

 

私、つい最近までダイエットをさらっと放棄してましたー。やりたい放題に生きてましたー。バキバキにハイカロリーな食生活と怠惰極まりない生活してましたー!

 

惰性で大山式足指パッドを装着していただけの日々です。ダイエットを放棄していたとしか思えません。

 

正直、オトナサローネ編集部御一同様が怒りのあまりこんな装いでやってくると思っていました。その装いは…

 

オーガニックコットンのハードなコルセットをインナーにトレンドのワイドパンツを合わせ、アウターにはエキゾティックな漢字をゴージャスな金糸で刺繍を凝らしてあるお派手めチェスターコート。足元はエレガントなジャポネミュール。アクセサリーはオーセンティックな木刀をお持ちになって、腰にはキュートなキティちゃんのチャーム。もちろんハイセンスなアイウェアも欠かせません。お乗りつけになるのは、もちろんスチームパンクで「AKIRA」な世界の改造バイクがお約束ですよね。

 

…我ながら想像力だけは素晴らしい。

 

とにかく怒られることを覚悟しつつ、昨晩は体重計に乗ったんですが…減ってたんですよ、体重が。

 

これは大山式足指パッドの効果?すごーい!

 

そう意識を飛ばしながら現実逃避しかかった翌日の私に、主治医A’先生が無情に言いました。

 

「健康になりたくない患者はいらないんです。処方する薬もありません。僕はヒマじゃありません。帰ってください」

 

リビングデッド イン マイルーム

話はその前日に戻ります。

 

1人暮らしのこの部屋に響いているのは、間抜けな私の声。数字としてはかすかなもんなんですが、薄気味悪いのは鏡に映った私の身体です。ウェスト90センチ以下であることは当然として、なんかこのお腹、気持ち悪い。

 

あんなにも焦がれていた脂肪の少ないお腹回りなのに、なーんでしょうか…こう…気味ち悪いんですよ。

 

生命力を感じないっていうんでしょうか、骨と内臓の感覚はあるんですが、その中にイキイキしたもんを感じない。リビングデッドっぽい。会ったことないし、触ったこともないけど。単純にデブ慣れし過ぎて、本来の人体のあるべき姿に違和感を覚えてるって感じでもない。

 

なんでこうなったのか。

 

ハイカロリーな食生活と怠惰な生活で、なぜこうなる?

 

確かに私は夏場からこちら、やりたくないけどやらないと社会生活を継続するうえでヤバくなるから仕方ないからというミッションクリアを毎日継続してましたよ? おかげさまで睡眠時間は3時間だ。労働ではなく知人や血縁といった「人間関係でクリアしなきゃいけないミッション」を、バイオハザード(註1)をこなすかのように継続してたんですよ。

 

バイオハザードはゲームだが、こっちはリアルライフだ。

 

その生活で…あ、思いついた、私は人生で初めて食欲が失せたんだ。マトモに食事していたのは、週末だけ(ウルトラハイカロリーメニューをね♪)だった。

 

ようやく原因を把握した私は、偶然いきなり凄まじい動悸に襲われました。

 

更年期も近いから仕方ないよね、てへ☆

 

とか誤魔化しつつ、でもベッドにもぐりこんで息苦しくなるほどの動悸を放置したまま寝てしまいました。明日にでも主治医A’先生のとこに行けばいいや、と。先週受けた血液検査の結果を聞きに行かなきゃね…なんてことを思っていたのでした。そして冒頭の「主治医A’先生マジギレ」に至るのです。

 

主治医A’先生さらに語りき

 

最初に戻ります。

 

続けて、主治医A’先生が大きなため息をついて、私に言ったのです。

 

「普通はねえ、低血糖症って糖尿病の患者さんが服用薬の副作用や症状で起こすことが多いんです。あなたの場合は不摂生。はい、繰り返して。ふ・せっ・せ・い」

「ふ・せっせ・い」

「先週の血液検査の結果も出てます。貧血気味ですねー。はい、ひ・ん・け・つ。繰り返し!」

「ひん・けつ」

「血の質も悪けりゃ、流れも悪い。しばらくダイエットはやめるべき。あー、やだやだ。こういう患者さん、あなたくらいの年齢に増えてるんだよ。正直、迷惑!本来、まだ40代なんて元気でいられるのにねー。食事の内容に気を配って運動で整えるっていう基本を無視すると40代はあっという間に不健康になるんだよ。あなたの場合は過労とストレスもあると思うけどね」

 

先生、それ、他の患者さんに言える?長すぎるつきあいの私にしか言えないでしょ?

 

診察後、私は重い足取りでスーパーに向かいました。ええ、もちろん怒られたショックで絶望しまくってましたよ、あたしゃ…。街角の窓に映る私の顔もリビングデッドでした。

 

まだ食欲は戻ってません。正しい飯テロライトノベル『異世界食堂』(註2)でも読もうかしら…。ウチの相棒がBDに焼いてくれたアニメでもいいかな…。

 

今回の体重:59.0キロ(スタートから-4.8㎏)

 

(註1)難易度が高いプレイヤー泣かせの神ゲーム。ミラ・ジョヴォヴィッチ主演で映画化もされている。カリスマプレイヤーは鈴木史朗さん。

(註2)胃袋を直撃するメニュー満載のファンタジーライトノベル。「洋食屋ねこや」で人外さんに囲まれて食事がしたい。

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