イケアのソファとテーブル、インテリア誌編集者のオススメは?新製品まとめ
年に1回新しい内容で発行されるイケアのカタログ。ただ眺めていてもじゅうぶんに楽しいのですが、いざ「どれにしよう?」となると目移りして迷ってしまいます。そこで、インテリア誌「プラスワンリビング」編集部デスクの松井元香に2017新カタログの見どころを聞きました!
これはソファ界の革命!新ソファが登場
今回は2017新カタログの発行に先立って行われた記者発表会の内容をメインにお話しします。
なんといっても個人的な注目はソファ! 2017新カタログに登場した、VALLENTUNA/ヴァレントゥナシリーズ。モジュールを組み合わせていろいろな座り方を作り出せます。もしかしたら、今後は「大きいソファがどーんと1つ」でなくてもいいのかもしれません。
この写真はVALLENTUNA/ヴァレントゥナの、記者発表会でのリビング設置イメージです。このようにモジュールを組み合わせて、自由に配置できるのが斬新。もちろん、横に並べて普通のソファのように使うこともできます。そこそこ軽いので、椅子の感覚でその日のゲストに応じて配置を変えることだって可能。
人と人の距離が近づく!このソファの秘密は?
VALLENTUNA/ヴァレントゥナのカタログ掲載写真です。左側4人の距離の近さを見てください。普通、ソファに座ると、ラブラブな関係でもない限り、ひじ掛けの都合で人は右と左のはじに離れてしまいますよね。でも、ご覧のとおり、これまで背中だった部分を間に持ってくれば、もたれかかる感じでみんなが自然と中央に集まるのです。人と人の距離がぐっと近くなる。わくわくしますね。
また、写真右に寝転んでいる人がいることでもわかる通り、このソファには引き出して使うベッドにもなるモジュールがあります。いまどき、家に遊びにきて酔っ払ったゲストに、気軽に「そのまま寝ていけば?」と言えるのは、こういうカジュアルさだと思うんです。ちなみに、座面の下を収納に使うモジュールもあります。どの点を取っても、デザインと機能性、収納性を両立させるイケアらしいソファ。
大きめテーブルに注目が集まる理由は
MÖRBYLÅNGA/モールビロンガという大きなテーブルも目を引きました。これ、ぱっと見には無垢材の1枚板かも!?と思ってしまう立派な存在感。これだけの上質な仕上がりテーブルが税込84,990円というお値段で買えるのがさすがのイケアです。テーブルの上に置いてある花瓶があまり大きく見えませんが、実は一抱えもあるサイズ。つまり、このテーブルは一般的な感覚でいうとめちゃくちゃデカイんです。
おひとりさまにこそ、しっかり大きなテーブル?
生涯にそう何度も買い替えることのないテーブルは、小さいものを買って不便な思いをするよりも、場所さえ許せば思い切ってこういう大きいものを買うのが理想。「全部をこのテーブルで済ませる」シンプルな暮らし方です。料理の下ごしらえ、趣味のソーイング、仕事の書類を広げて一気に済ませるとき、なんでも大きなテーブルがあるとすべての作業効率がよくなるんです。
また、見せ場としても非常に有効。例えば前の写真にあったように、枝もののグリーンを大きめのガラスベースに入れてドン!を飾るのが今の気分ですが、普通サイズのダイニングテーブルの上だと、グリーンの一人舞台になってしまいがち。これくらい大きなテーブルだと、存在感ある枝もののグリーンが抜群に映えるんですよね。
サイズは220cm×100 cm、上の写真で見てわかる通り椅子が横に3つ並ぶ大きです。仲間との家飲みでも大活躍! お部屋に入るようなら、いまが買い替えどきですよ!
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