「家族には言えないけれど、ママ友には話せる」54歳になった私が更年期とつきあう距離感って
オトナサローネは同世代の女性100人がいまどのような更年期を迎えているのか、そのあり方を取材しています。
ご本人の年齢や各種の数値は取材時点のものです。
前編「『「更年期なんて他人事だと思ってた』52歳の私を襲った突然の『動悸とめまい』、そこから始まった私の日々は」に続く【後編】です。【100人の更年期#128】後編
ナオコさん 54歳
神奈川県在住。不動産業を営み、58歳の夫・19歳の長男と3人暮らし。長女(29歳)は英国で独立
友人の助言で大豆生活スタート。サプリは迷ってしまって…
「大豆製品がいいよ」同年代の友人からのアドバイスを受けて、ナオコさんは日常の食事に納豆や豆乳、ミックスビーンズなどを取り入れるようにしました。「ミックスビーンズの缶詰が便利で。サラダに入れるとおいしくて続けやすいんです」
さらに、「サプリもいいよ」と勧められ、大豆イソフラボンを含むサプリメントも購入。一方で、周囲のママ友たちは更年期症状を感じていない様子。
「暇にしてるからじゃない? 忙しくしてたら大丈夫よ」なんて言われたりもして、ちょっとした疎外感を覚えることも。でも、実は彼女たちも、ピラティスで体を動かしたり、大豆サプリを継続したりと、自分なりの“予防”はしているようでした。更年期にならない対策をしっかりとっているからこそ、症状が出ていないのかもしれません。
睡眠・運動・サプリ…自分に合う対策を模索中
医師からは、「まずは睡眠をしっかりとることが大切」と言われたナオコさん。以来、夜は23時30分までに就寝、朝は5時30分に起床するよう心がけています。また、ストレス解消として始めたのがゴルフ。週に2回は打ちっぱなしに通い、月に2回はコースにも出るそう。
「自営業だから時間の融通がきくのもあって。気分転換になるし、体を動かすと夜もよく眠れるんです」
現在は、医師から処方された薬とあわせて、市販の“更年期によい”とされるサプリメントも試していますが「これといって合うものがなくて……。飲み切ってはまた次を探す、サプリ迷子のような状態ですね」
実は家族には話していない。支えになるのは… 次ページ
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