「なんかこれ違くない?」発達障害の娘が“ジェネリック薬”に見せた敏感な反応、その理由とは
子ども基準のモノサシで見る
「同じ」という言葉に安心感を抱いていた私ですが、娘にとっては言葉以上のもの。大げさかもしれないけれど、この一件で気がついたことは「彼女はもっと深いところで、自分なりのこだわりや選択をしている人生なんだな」と。
振り返ると、娘は「同じ」ものを好む傾向があります。例えばティッシュ。彼女にとっては、同じ箱、同じ形が絶対条件。そのこだわりを何度もどこがどう違うか説明を受けましたが、正直言うと私にはなかなか理解できず……。けれど、これも彼女の良い意味での“職人気質”なのかもしれません。
かくいう私は大雑把な性格なので、彼女がもつそんなこだわりを、実はリスペクトしているんですよ。本人に言うと調子に乗りそうなので、絶対言わないけれど(笑)。
<<本記事の前編:発達障害の娘を育てる私が、他人から言われて一番つらかった言葉。治療にも影響した、その一言とは
【前回の記事はこちら】
●発達障害の我が子が”お手本”に!? 「なんでうちの子を選んだんですか?」先生の答えに、母は泣きそうになった
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『ウチの子、発達障害ですけど 別に 「かわいそう」じゃないし!』(岡本ハナ 著/主婦の友社刊)
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