なにもやる気が起きないあなたへ【暮れの酉 幸せに気づくエッセイ#9】
「やらなければ」を「やりたい」に持っていく
心も体も弱ってはないけれど、なんだかおっくうで動けない、というときもありますよね。原稿の締め切りを目の前にした僕がそうです。「やらなきゃ」と思えば思うほど、筆が進まなくなります。人の心とは不思議なもので「やらなければいけない」と思うことに対してのみ「めんどうくさい」という感情を持つそうです。テレビを見たり、ゲームをしたりするのをめんどうだと思うことはまあないですよね。勉強のために「読まなくては」と思った本は「積ん読」になりがちなのに、読みたいと思った本はすぐに読めたりするのも同じことです。
すべての「やらなければ」は、何かしらの「やりたい」につながっているはずです。掃除をしなくてはいけないのは、気持ちよい環境で過ごしたいから。原稿を書かなければいけないのは、みなさんに届けたいから。「やらなければ」ではなく「やりたい」ほうに目を向けると、おっくうさは少し減ります。「掃除をしたらきれいな部屋でおやつを食べよう」というふうに、自分にごほうびを設定してあげるのもいいかもしれません。
最近の研究では「やる気はやり始めないと出ない」ことがわかっているそうです。やり始める前にやる気になっていることのほうが珍しいわけです。「とりあえず5分だけやってみる」のがやる気を出すコツだそう。やりきるとか終わらせると思うと気が重いですが、5分だけやってみて嫌ならそれ以上やらないと決めると、心軽く始められそうですよね。
僕は原稿を書く気にならないときにタイピングゲームをやってみます。負けず嫌いな性分のせいか、やっているうちに着火して文字をタイプすることがおっくうでなくなるんです。とっかかりのハードルをいかに低くするかがポイントのような気がします。
それでもやる気になれないのなら、それは「本当にやらなきゃいけないことなのか」を考え直したほうがいいかもしれません。やらなかったらどうなるかを考えてみることです。なんとなく迷惑をかけるとか、だらしないと思うとかじゃなく、どんな実害があるのかです。「きちんとしていたい」という欲求のために、自己犠牲を強いているお客さまは少なくありません。心と体が悲鳴をあげるほど、自分を追い詰めてまできちんとしていることが大事だとは僕には思えません。
いつもモチベーション高く、やるべきことを難なくやってのけ、充実した生活を送っている人なんてそうはいません。エネルギーをチャージする時間がなければ、何かに打ち込むこともできないでしょう。休むことも、何もしないこともまた、必要な時間なのです。
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『あなたの目の前にある 幸せの気づき方』(暮れの酉/主婦の友社)
PROFILE:暮れの酉
大阪ミナミの老舗占い館で、18年間人気No.1の座に君臨。古今東西の占術を古典から深く学び、練り上げてオリジナルの「鳳凰数術」を考案。2022年2月初の書籍『暮れの酉の繊細な人のための鳳凰数術占い-名前と生年月日でわかる生きやすくなるための方法』(ヨシモトブックス)を発売。個人鑑定はからファンコミュニティから受け付け中。
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