【施設選びのポイントは?】認知症の義母の住まい探し。介護のプロが指摘した見逃せないポイントとは
同じ「サ高住」でも、印象はこんなに違う! 見学で分かったリアル
3年ほど前、脳神経外科にて「認知症」(軽度~中等度)という診断を受けたお義母さん。現在は、我が家の近くにある<サービス付き高齢者向け住宅>(※)(サ高住/食堂付き)で暮らしています。
(※)高齢者に配慮したバリアフリー構造の住宅。生活相談サービスと安否確認が必須で、食堂付きのところもある。入居条件は、「60歳以上の方」もしくは「要介護、要支援認定を受けている60歳未満の方」。認知症や感染症に関する独自の入居条件を追加している施設もある。提供されるサービスの内容は各住宅によって異なるため、必要に応じて訪問介護サービスなどを利用する(自立の方向けと要介護の方向けの住宅で、設備も大きく異なる)。
地元の「地域包括支援センター」でお義母さんの住まいについて相談した際、「バリアフリー構造の個室で自由度の高い生活を送りながら、生活相談や安否確認をしてもらえる」と紹介された「サ高住」。「イメージを掴むためにも見に行ったほうがいいですよ」とのアドバイスもあり、まずは見学することになりました。
正直なところ「ネットでも情報収集はできるし……」と思っていましたが、実際に行って正解! そこには「見学に行ったからこそ知るリアル」があったのです。ちなみに、いつも何かと気にかけてくれている(介護ヘルパーの資格を持つ)叔母が「見るべきポイント」として教えてくれたのが、この3つ。
1. スタッフと入居者について 挨拶をした際の表情や、入居者とスタッフのコミュニケーションの様子など
2. 食堂ほか共有スペース 空間の広さや明るさ、清潔感、訪問者(家族など)が一緒に利用できる場所があるかなど
3. 掲示物 イベントのお知らせやスタッフの紹介、(食事提供がある場合)メニューの情報など
「自宅から30分以内」という条件で、まずはこちらの2つを見学しました。
▶見学して分かった特徴とは
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