斉藤由貴を見習え!三度の不倫でもノーダメージな魔性のオンナの心得とは
魔性のオンナの条件とは?
斉藤がCMタレントである、もしくはママタレだったり、報道やワイドショーに携わる女子アナだったら、不倫報道は即アウトです。
しかし、斉藤は女優です。脚本家の三谷幸喜、宮藤官九郎、映画監督の是枝裕和が斉藤を高く評価していることは周知の事実ですが、脚本家や監督は私生活がまじめな人より、プライベートが多少アレでも、自分の世界を表現する能力があって、知名度の高い女優のほうが何千倍も自分にとってメリットのある存在です(知名度の高い女優のほうが、宣伝のためにテレビに出やすいでしょう)。マジメ・ウーマンでなくても、メリットがあればよいのです。
夫婦関係にもメリットは強く作用します。斉藤の夫は、モルモン教徒の本場、ユタ州の大学で学んだ、いわばモルモン・エリートです。川崎麻世との不倫が露見した直後、斉藤のイメージダウンを恐れた教団があてがったともいわれましたが、斉藤と離婚したら、夫の宗教的指導力が問われてしまいます。
モルモン教と言えば、アメリカの大統領選挙でモルモン教徒のミット・ロムニー氏が共和党代表候補に選ばれたことが話題になりましたが、「宗教がわかればニュースの謎がとける」(フジテレビ系)で池上彰が解説したところによると、モルモン教徒は信者に収入の10%献金を遵守させているそうです。そのため総資産3兆円とも言われるほど裕福な教団となっていますが、斉藤の仕事がなくなれば献金額は激減、教団に対する夫のメンツが立たなくなります。斉藤の復活は、夫の悲願でもあるのです。
不倫釈明記者会見で、うるんだような瞳の斉藤を“魔性のオンナ”と書いたスポーツ新聞がありましたが、私が思う“魔性のオンナ”の条件は、そんなことではない。
どんな恋愛をしても、本業(仕事)をおろそかにしない、それが“魔性のオンナ”の条件です。恋愛(不倫)で仕事を手放す人は、単なるおバカさんです。
本業でメリットをキープできれば、多少やらかしても、不真面目でも大丈夫。斉藤由貴がアラフォーに示したのは、骨太な自由だと思うのです。
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