「思い出しても吐き気がする」離婚調停の翌日届いたモラ夫からの長文LINEに、私が取った行動は?
この連載ではモラハラ夫から逃げて離婚するまでの私の奮闘記を綴ります。今回は、離婚調停のときの夫の様子についてお伝えします。
【実録~ただのモラハラ男だった10歳年上夫と離婚するまで #4 後編】
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あっさり「不成立」となり、覚悟したことは
調停員はカウンセラーではないので、ここから夫婦それぞれにアドバイスをくれたり再構築の方向性を促したりはしません。夫が離婚を拒否していれば当然ながら調停は不成立となり、2回目のターンでは次回の調停に向けての調整に入ります。まずはそれぞれの言い分をお互いに検討すること、そして別居中の婚姻費用を夫から私に支払ってもらうためにお互いの収入を明らかにする書類を出すことなど、2か月後となった2回目の離婚調停までの課題が告げられました。
こうして第1回の離婚調停は不成立ということであっさりと終わりました。もちろん1回で離婚ができるとは思っていませんでしたが、それぞれ順番に話を聞いていく調停のむずむずとした進み方や調停員の「あくまで話を聞くだけ」というあっさりした態度には少し肩透かしを食らった気分に。
また調停は月に1回ペースで進むと思っていたので、別居してからすでに3か月が経ち、さらに次回調停まで2か月も空くというだらだらとした間延び感も気がかりでした。ただ弁護士からは「相手が旦那さんのようなタイプだと絶対離婚をゴネるでしょうし、理不尽なことを言ってくるので1回で離婚が決まることはほとんどないです」と事前に言われていたので、モラハラ夫との離婚は長期戦になることを改めて覚悟しました。
離婚調停翌日の夫からのLINEには「お金払うから家に戻ってきて」
1回目の離婚調停が終わった翌日、旦那から来たのが長文のLINEです。内容は「調停をして改めてあなたの大切さがわかった」という、思い出しても吐き気がするような文言が並んでおり、最終的には「自分が自宅を出て行くから子どもと一緒に戻ってきて」、「あなたが仕事を辞めてもいいように当面の生活費や必要なお金はすべて出す」ということが書かれていました。
調停まで起こしている私が離婚を思いとどまると、いまだに甘く見られていることにイライラしつつ、夫の魂胆はすぐにわかりました。自分は家を出て行くとしても、たまに私と子どもがいる自宅に来るなどを繰り返して、最終的には自分も自宅に戻って結局は元通りの生活になろうと思っているに違いありませんでした。
夫婦関係の話し合いを設けても私の言い分や話を適当に聞き流したり、話し合いの場だけを収めて私の感情が収まるのを待ったり。それでも私が納得せずに何かを主張すると急にキレてくる。これまで“なあなあ主義”のモラハラ夫にされてきたあれこれを思い出し、この「戻ってきて」という優しいLINEに何か拒否の言葉を返せばまたキレられることを察した私は「そんなことはどうでもいいから離婚に応じて」と返信したい気持ちを抑えて既読無視しました。
人の気持ちに共感できないモラハラ夫なので既読無視という行動が何よりのこちらの意志表示であることは伝わるわけもないとわかっていましたが、私は自分がやるべき行動や対応を1つずつやっていくしかありませんでした。
次回は第2回離婚調停について綴ります。真っ向から離婚を拒否していた夫がいきなり態度を急変。その呆れる理由や謎行動とは?
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