「もう私は涙なんか見せない」カウンセラーから教わった方法で、説教モラハラ夫の支配は崩れていった
モラハラ夫の支配が壊れるとき
「俺の支配がもう通じない」
そう気づいたとき、モラハラ夫が感じるのは、「焦りと苛立ち、言いようのない不安」だといいます。
Kさんは、カウンセラーの助言を受けて“スルーパワー”をどんどん身につけていきました。最初はとても怖かったといいます。けれど、少しずつ「そうね」とだけ返してあとは目も合わせず、夫の言葉にも文句にも反応しない、そんなやり過ごし方ができるようになっていったのです。
Kさんの夫の態度は、明らかに変わっていきました。怒鳴ることも、責めることも、次第に減っていったのです。
Kさんは、当時の心境をこう語っています。
「私が怯えなければ、夫のエネルギーはチャージされないんです。夫は、本当は弱虫なのに、威嚇していただけなんですね。あれほど怖かった相手が、いまでは“ただの口うるさい人”にしか見えません」
モラハラを止めるには、つい“加害者を変えること”が必要だと考えてしまいがちです。けれど現実には、“反応しない”という選択が、支配の構造そのものを揺るがす力になることがあります。
それを、Kさんは身をもって体験したのです。
ただし、この方法はすべてのケースに当てはまるわけではありません。Kさんの夫のように、スルーパワーによって暴力が抑えられる場合もあれば、逆に怒りが増幅して危険な状況になることもあります。
スルーパワーを使うときは、相手の反応を注意深く観察しながら、自分自身の安全を最優先にしてください。
この記事は
モラハラカウンセラー
麻野祐香
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