認知症の義母から「深夜2時に電話」。「もの忘れ」だけじゃない!あまり知られていない認知症の「実は困った」症状とは?
夜中の2時に義母から電話。もしかして「昼夜逆転」してる?
3年ほど前、脳神経外科にて「認知症」(軽度~中等度)という診断を受けたお義母さん。現在は、我が家の近くにある<サービス付き高齢者向け住宅>(サ高住/食堂付き)で暮らしています。
ある日、ケアマネージャー(ケアマネさん)から連絡が。「お義母さまがお住まいのサ高住の職員の方から私に電話が入って、昨日も今日も朝食(食堂)に来なかった。様子を見にいくと、まだベッドでお休みになっていたそうなんです。もしかすると、夜眠れていないのかもしれませんね」とのこと。
その話を聞き、夫と私は「あぁ、やっぱり……」と納得! 実はその日と前日、夜中の2時にお義母さんから電話があったのです。時間が時間なだけに「何かあったのか?」と焦ったものの、本人はいたって普通。通常モードで話し始めます。
義母:「〇〇(夫)は仕事中でしょ。だから真由美さんにかけたんだけど、ちょっと聞きたいことがあって」(仕事中の夫に電話をかけるのは申し訳ない、という認識はあるらしい……)
私:「あっ、はい……どうしましたか?」(眠いのでイライラ&ボンヤリ)
義母:「今ね、洋服ダンスを整理していたら、見たこともない洋服がたくさん出てきたの。私のじゃないのよ! これ、どうしたらいい?」(私のじゃないって、そんなハズはない。……っていうか、夜中に整理って? 返答に困ったので、夫にチェンジ)
夫:「もしもし、こんな夜中にどうしたの⁉」
義母:「あれ、仕事は? 夜中って何よ。今、2時でしょ」(あくまでも昼の2時だと主張)
その後、何とか夫が夜中だと言い聞かせ、ひとまず眠るように促したのですが、翌日もほぼ同時刻に連絡があり、似たようなやりとりが……。どうやらお義母さんは、時計の数字は一応読めているものの、昼と夜の区別がつかなくなっている模様。そこで翌日かかりつけ医に相談したところ、日中は眠って夜に行動する「『昼夜逆転』になっているかもしれない」との見解でした。
▶認知症になると「昼夜逆転しやすい」。その理由とは?
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