工藤静香、突然の亜紀との親友アピール。オンナ同士の距離感とは

2018.03.09 LIFE

酒井法子と工藤静香が決裂した理由とは・・・

たとえば、酒井法子が覚せい剤取締法違反で逮捕されたとき、シズカ・クドウは「4年前から、会っていない」と、すでに交流がないことを強調していました。覚せい剤を使用している人と仲良くしているなどといったら、痛くもない腹をさぐられるので当たり前ですが、薬物を差し引いた当時の状況から見ても、友情を続けることは難しかったのではないでしょうか。

 

酒井法子の元夫は有名スポーツショップを営む裕福な家庭に育ったそうですが、「週刊文春」(文藝春秋社)によると、10代から違法薬物に馴染み、結婚後は働かず、愛人も作るなどしょうもない人だったようです。一粒種の息子もお受験に失敗してしまいました。その一方で、シズカ・クドウの夫はいわずとしれた木村拓哉。収入は安定していますし、女性問題も聞こえてきません。二人の娘も希望通り、インターナショナルスクールに合格。こんな正反対の状況で話が合うわけがないと思います。

 

酒井法子とは「ぜんぜん違う」シズカ・クドウですが、今の亜希とは「だいたい同じで、ちょっと違う」が成立するのではないでしょうか。

 

亜希が突然、工藤静香の親友になったわけ

シズカ・クドウの夫、木村拓哉はSMAP解散のあおりを受けて、戦犯扱いされています。人気商売の怖いところは、人気者ほどバッシングが過熱しやすいこと。週刊誌がキムタクのジャニーズ事務所残留を勧めたのはシズカ・クドウだと書いたことで、シズカ・クドウの好感度も下落。「週刊文春」(文藝春秋社)の「嫌いな夫婦」ランキングでキムタク夫妻は一位、「週刊女性」(主婦と生活社)調査の「嫌いな歌手」アンケートでは、シズカ・クドウが一位を獲得するなど、苦渋を味わっています。
対する亜希もトラブル続き。清原氏は覚せい剤取締法違反で逮捕され、離婚します。真偽不明ですが、子息が通う名門校からは、学校の品位をおとしめた責任を取って転校しろと言われた、と書いた週刊誌もありました。現在はイメージ刷新のため、芸名を亜希に改めてモデルとして活動しながら、子どもを育てています。

 

二人は「一緒にデビューして売れない苦労を味わい、けれど、二人とも芸能界で仕事をし続け、思わぬ夫のトラブルに巻き込まれるという経験をし、二人の子どもの母親」という意味で一緒で、違うのは職種(シズカ・クドウは歌手、亜希はモデル)と子供の性別だけ。「だいたい一緒で、ちょっと違う」を満たしています。もしSMAPが解散せず、キムタクがさらなる円熟期を迎えていたり、清原氏がどこかの球団の監督となり、優勝を果たしていたら、二人は「ぜんぜん違う人」になってしまうのです。

 

女性の友情がテーマとなりやすいのは、その心地よさと難しさが紙一重だからでしょう。アラフォーともなると、人がいつも清らかな気持ちで生きていけるとは限らないと知っているはず。「人と自分を比べることはいけない」と言われれていますが、実は「きちんと比べる」ことで、友達の範囲は広がっていくのではないでしょうか。

 

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