介護の悩み第1位!?恐れていた「排泄介助」問題に直面。プライドの高い義母、まず最初に立ちはだかった壁とは?

急に増えた「尿漏れ」「便漏れ」。「紙パンツ」を試してもらうには?

3年ほど前、脳神経外科にて「認知症」(軽度~中等度)という診断を受けたお義母さん。現在は、我が家の近くにある<サービス付き高齢者向け住宅>(サ高住/食堂付き)で暮らしています。

 

認知症は緩やかに進行中ですが、今のところ食事と歯磨きや洗面、排せつは(一応)1人で行うことができ、入浴や着替え、服薬は訪問介護サービスにて一部介助をお願いしている状態です。

 

そんなお義母さんの目下の“お困りごと”は「下着問題」。ここ最近、お義母さんは尿漏れや便漏れで下着を汚す回数が増え、本人も「気持ち悪い」という自覚はあるようで、バンバン下着を交換。そして訪問看護サービスの責任者からは「ちょっと洗濯が追い付かなくて……」と連絡が来る始末(涙)。

 

「そろそろ『大人用紙おむつ』を試してみては?」とも言われましたが、プライドの高いお義母さんがスムーズに応じてくれるとは思えません。そこでケアマネさんとも相談し、「旅行や災害時などに使う紙パンツの『お試しモニター』になってほしい」という提案をすることに!

 

ポイントは、「若い方も使う」「はき心地を教えてほしい」。お義母さんが高齢者扱いされるのを嫌い、人の役に立ちたいという性格的な特徴も利用。いよいよ数週間後、“モニター作戦”の決行となりました。

 

ケアマネさんとの面談の日、「最近調子はどうですか?」と聞かれ、「はい、問題ありません。元気ですよ」と答えるお義母さん。このあとゆっくり話に耳を傾け始めると、「元気だから、そろそろ田舎に帰りたいんです」となるのがお決まりのパターン。今回は、そうなる前に紙パンツの話題に移りたいので、私が早々に切り込みます。

 

▶「紙パンツ」を洗う!?

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