日本人女性は子どもを産んだ瞬間から「自分の名を失う」。増加する不登校ももしかしてママ不遇の影響なのかもしれない
フルタイム勤務での子育ての難しさ。子どもに謝ることもありました
ビューエルさんは核家族で、実家のサポートを得がたい環境で3人の子育てと起業を両立していました。働きながら子育てをする中で大変だったエピソードはありますか?
「長女は小学1年生の頃から下の子のお迎えをしてくれました。弟を迎えに行き、一緒に帰ってきて、一緒に遊ぶことを楽しんでくれていました」
しかし、長女が幼いきょうだいと一緒に過ごす時間を心から楽しんでいた気持ちは、周囲からなかなか理解してもらえないこともあったそうです。
「学校の先生に『自分のために娘を犠牲にしている』といわれたこともあります。娘にはいつも『大丈夫?』って声をかけていたんです」
ビューエルさんはどんなに忙しくても、お子さんの心の声に耳を傾け、お子さんたちの思いを大切にしていました。
フルタイムで働きながら子育てを続けてきたビューエルさんにとっても、子ども会の活動は課題のひとつだったといいます。現在も、PTAや子ども会の活動が、働くお母さんたちの大きな負担になっているという声は少なくありません。
「何事においても、お母さんが『パート勤務』であることが前提でした。たとえば、クラブ活動でも、保護者が週1回のお手伝いを引き受けられない場合、子どもは輪に入れてもらえません。母親同士のことについては『気にしない』『めげない』『悩まない』ようにしていましたが、子どもには常に思いを確認し、謝ることもありました」
さらに、働くお母さん“あるある”の苦労も共有してくれました。
「保育園時代、家事や寝かしつけが終わって一息ついたときに連絡帳を見ると、明日の持ち物が書かれていました。『今から買いに行くの?』と焦ることも多々ありました」
やっと休めると思ったときに、やることが残っていたときのショックの大きさは、多くの読者が共感できるのではないでしょうか。
◆学校に行きしぶる子ども。母が仕事を辞めるのも仕方がない?
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