日本人女性は子どもを産んだ瞬間から「自分の名を失う」。増加する不登校ももしかしてママ不遇の影響なのかもしれない
子育て中の壁も、その時期を乗り越えれば仕事を継続できる
ビューエルさんの会社では15年前からリモートワークを導入しているほか、産休・育休中の社員にもこまめに連絡を取るなど、子育て中の女性が働きやすい環境を整えています。ご自身の子育て経験が経営者として役立ったことはありますか?
「我が子が“学校に行きたがらない”と悩む従業員がいました。その子について少し聞いた上で、『会社に連れてきて、好きに過ごしてもらったら?』と提案しました。すると、すごくほっとした顔をしていました。学校に行きたがらない原因はさまざまだと思いますが、一時的なことも多いので、柔軟に対応してあげることでお母さんも仕事を継続できます」
ビューエルさんが子育て中の女性社員を手厚くフォローする理由のひとつには、「人生を終えるときに、女性にもアイデンティティをもっていてもらいたい」という願いがあるといいます。
学校に行きたがらないのは長い目で見るとごくわずかな期間であり、そこを乗り越えれば、お母さんたちは仕事を継続できると、ビューエルさんはご自身の経験からもよく分かっているのです。
◆良い人でいるために努力する必要はない
この記事は
アメリカ文学研究/ライター
西田梨紗
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