「もう限界」怒鳴られながら電車に乗った私が、夫を振り切って向かった先と“支配の鎖”を断ち切った瞬間【2025年度ベスト記事セレクション】
オトナサローネでは、2025年もさまざまな記事を掲載してきました。その中から今回は特別に、「大反響だった記事」をピックアップしてお届けします。 本シリーズ「実録・カウンセラーから見たモラハラ」は、20年以上・のべ8000人以上のカウンセリングを行ってきた心理カウンセラーの麻野祐香先生が執筆する実例紹介と心理解説です。
(集計期間は2025年1月~12月まで。本記事の初公開2025年6月29日 記事は取材時の状況です)
夫が突然決めた家族旅行。渋滞への怒り、混雑への不満……すべての怒りを妻にぶつけ続けるモラハラ夫。「なぜ、こんなにも理不尽に責められるのか」ただ楽しく出かけたいだけだったA子さんの心は、限界寸前まで追い詰められていきました。
前編「モラハラ夫との『家族旅行』は地獄の時間。鬼の形相で怒鳴る夫と観光し、限界を迎えた妻が黙って向かった先は」に続く後編です。※本人が特定できないよう設定を変更してあります
※写真はイメージです
「俺は悪くない」モラハラ夫の記憶のすり替え
モラハラ夫は、自分に都合の悪い出来事をねじ曲げて記憶し、まるで自分が「被害者」であるかのようにふるまいます。これは、「自分が悪かった」と認めることへの強い不安の裏返しです。
「自分が間違っていた」と受け止めてしまえば、自尊心が崩壊してしまう。だからこそ、「お前が全部悪い」と相手に責任を押しつけて、自分の心の安定を保とうとするのです。
さらに、「あの時もそうだった」「全部お前のせいだった」と過去の出来事まで捻じ曲げて語り、自分の“正しさ”を主張する。これは、相手を混乱させ、心理的に支配するための手法です。
実際には、夫が勝手に決めた鎌倉行きだったはずなのに、いつのまにか「付き合ってやった」ことになり、自分を“してあげた側”に置き換えてしまう。この裏には、「常に優位に立ちたい」「自分の方が上でいたい」という、強い支配欲が潜んでいます。
こうした“記憶の改ざん”は、被害者の心に深いダメージを与えます。
「私の感覚が間違っているのかもしれない」
「本当に私のせいだったのかも」
そうして、現実の認識が揺らぎ、自分の気持ちに自信が持てなくなり、やがて声をあげることすらできなくなってしまうのです。
夫への気持ちが消えた瞬間 次ページ
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