〈2026開運初詣〉本物の馬もいるところも！神社ナビゲーターおすすめ「午」に縁のある神社６選【全国編】

2026年は午年。馬は勝負運、チャレンジ運をアップしてくれるといわれ、午年は行動を起こすのにぴったりなんだそうです。

伊勢神宮を500回以上ご案内している、神社ナビゲーターの五斗美湖さんによる2026年のおすすめ神社は……。

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鬼越蒼前神社（岩手）

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岩手は馬産地として知られ、農耕馬の守り神として知られる「保食神」をお祀りする神社。「チャグチャグ馬コ」は、無病息災、家内安全、交通安全、五穀豊穣を願うお祭りです。毎年6月第2土曜日に着飾った馬たちが、鬼越蒼前神社から盛岡八幡宮までおよそ14kmのみちのりを行進。チャグチャグ馬コの御守りや御朱印も限定でいただけます。

伊勢神宮（三重）

天照大御神をお祀りする内宮、豊受大御神をお祀りする外宮のそれぞれで2頭ずつ神馬が飼育されています。毎月1日・11日・21日の朝、神馬が正宮を参拝する神馬牽参があります。この行事は大正５年より始まりました。伊勢神宮の神馬は皇室から牽進され、「神馬に出会えたら幸運が訪れる」と言われています。古来より、外宮を先に参拝してから内宮へ向かうのが「お伊勢参り」の習わしであることも覚えておきましょう。

上賀茂神社（京都）

京都最古の歴史を有する世界遺産の一社。神武天皇の御代に神山の麓に賀茂別雷命が降臨したと伝えられ、賀茂別雷大神を祀る神社です。厄除け、落雷除け、電機産業の守護神として知られています。二の鳥居付近で白い神馬に会うことができ、毎年１月7日に白馬奏覧神事を実施。年の始めに白馬を見ると一年の邪気が祓われるといわれています。馬が描かれた「うまくいく守」も人気です。

貴船神社（京都）

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御祭神は、水を司る高龗神。平安時代に和泉式部が夫の心変わりに悩んで参拝し、復縁できたことから縁結びの神様としても知られています。雨乞いのときには黒馬を、雨止みのときには白馬を神様に奉納していましたが、時とともに馬の絵を描いた木板を奉納するように。境内には黒と白の神馬像があります。何事もうまくいく絵馬など、馬がモチーフの授与品もいっぱい。絵馬発祥の神社のひとつとして伝わります。

丹生川上神社下社（奈良）　

1300余年の歴史を持つ神社。ご祭神の罔象女神は、伊邪奈岐命・伊邪奈美命、夫婦神の御子神で、水一切を司る神様。また、雨師の神として、人々は五穀豊穣を願い、日照り続きのときには雨を降らせ、長雨のときには雨が止むようにとご加護を祈ってきました。境内では、雨乞いを叶える黒馬・黒ちゃんと、晴れを乞う白馬・白ちゃんの神馬が生活し、人気を集めています。奈良の深い自然の中、上社、中社、下社の3社参りもおすすめです。

鹿児島神宮（鹿児島）

海幸・山幸神話の彦火火出見尊を祀る鹿児島神宮は、大隅国一の宮です。安産、縁結び、若返りなどにご利益があるとされています。2月に行われる初午祭は、五穀豊穣・家内安全・畜産奨励・厄払いを祈願する祭りとして約470年前の室町時代に始まったとされています。背中に飾りをつけ、首には鈴をつけた「鈴かけ馬」が踊り連を引き連れ、約2000人もの踊り手太鼓や三味線にあわせて踊る様子は壮観です。

教えてくれたのは

五斗美湖さん

神社ナビゲーター。2011年の東北大震災を機に、外資系会社を辞め、旅行業務取扱管理者と海外国内添乗員の資格を取得、旅行業界へ。大手旅行会社の講師として神社ご案内を務めて13年。神様の話や、日本建国の歴史を話しながら、日本の国の永遠の幸せを祈り、神社を通して、神様とお客様を繋げる役割を果たす。伊勢の神宮のご案内は500回を超える。テレビ番組「マツコの知らない世界」でカリスマ添乗員として紹介され、「ハーフタイムツアーズ」では手相芸人島田秀平さんを神の里、高千穂にご案内。「女性自身」「女性セブン」をはじめ雑誌掲載も多数。著書に『神様が喜ぶお参りの仕方』（コスミック出版）。

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