大橋未歩、10歳年下夫との円満再婚に見る「男断捨離力」の重要性

2018.05.11 LIFE

元テレビ東京アナウンサー・大橋未歩がフリーに転向し、多くのバラエティー番組に出演しています。

 

大橋と言えばテレ東を代表する人気アナウンサーですが、「ワールドビジネスサテライト」を担当する大江麻理子アナが報道路線を走るのに対し、大橋はバラエティーで人気を博します。

 

「やりすぎコージー」では深夜番組ということもあるのでしょうか、ともかく薄着で、胸の谷間が見えていることもしょっちゅうでしたし、体操服姿で亀甲縛りされるなど、本人の意志か上の指示かは不明ですが、お色気ウリをしていたイメージがあります。

 

会社員であるアナウンサーがフリーになるということは、プライベートを開示することが必要となりますが、大橋は「10歳年下夫との結婚生活」をウリにすることを選んだようです。

 

「行列のできる法律相談所」(日本テレビ系)では、テレ東時代の後輩ディレクターで、綾野剛似の夫に「母ちゃん、おばさん」と失礼な呼び方をされているものの、「手のかかる男性が好き」な大橋は母親のように世話を焼くことが楽しいようです。

 

夫は同番組に手紙を寄せ、大橋のことを「尊敬している」と述べ、プロポーズはサプライズでするなど、アラフォー女性の憧れをかきたてる要素も存分に持っているでしょう。

 

離婚した夫に感謝できるのはなぜか?

が、ここで見逃せないことが一つ。

 

大橋は再婚で、そこに至るプロセスが物議をかもしたことがありました。

 

大橋の初婚時の結婚相手は、元プロ野球選手の城石憲之選手。

 

女子アナと結婚するプロ野球選手と言うと、メジャーリーガーを思い浮かべますが、城石選手はそこまで活躍していたわけではないので、ネット民は「金で男を選ばなかった」と好意的な反応を見せます。

 

大橋は結婚六年目に、軽度の若年性脳梗塞に見舞われます。夜に自宅で大橋が倒れた時、夫が救急車を呼んで病院に搬送。脳梗塞は時間との闘いとも言われますから、夫は大橋にとって恩人と言えるのではないでしょうか。

 

「スポーツニッポン」の取材に、大橋は「夫が午前4時起きでスムージーを作ってくれる」と話していましたが、無事に仕事にも復帰します。

 

しかし2016年、大橋は城石選手と前年の春に離婚をしていたこと、すでに現在の夫を再婚していたことを発表します。離婚から再婚までの距離があまりに短いことから、不倫疑惑や「看病してくれた夫をポイ捨てした」と見る人もいたようです。

 

4月22日放送の「誰だって波乱爆笑」(日本テレビ系)で大橋の来し方を振り返った際は、城石選手との結婚は「なかったこと」にされていました。

オフィシャルブログに、このことについて質問が寄せられると、大橋は「最初の結婚についてはお相手の方も新たな人生を歩んでいらっしゃるかもしれないのに、ご迷惑をおかけすると心苦しいので、この先も触れることはありません」と説明し、「お互いに感謝して、別々の道を歩くことを選択した事実を二人がわかっていれば十分かなと思っています」と結んでいました。

 

おそらく、多くの人がこの返しをオトナだ聡明だと感動するのでしょう。けれど、ひねくれ者の私は、別な意味ですごいと思ったのです。

 

二人の間に何があったのかなど誰にもわからないわけですし、離婚が悪いだなんて言うつもりはありませんが、「お互いに感謝して」いる離婚って言えてしまうのがすごい。

 

経験者に聞くと、離婚は大変だったと言いますが、離婚を言い出すほうと、言い出されるほうでは、気持ちは違うと思います。「離婚したい」と切り出すのは自分が悪者になる覚悟がいりますが、言ってしまえば、どんどん自分の望む方向に物事が進むという意味で、希望があります。

 

しかし、切り出されるほうに離婚したい気持ちがなかったり、離婚が認められる有責行為がなかった場合、その言葉に深く傷つき、自分を責めたりするでしょう。離婚届けを出した後、2人は他人になれますが、離婚を切り出された側がすぐに立ち直って「感謝してる」という次元に到達できるかは疑問です。

 

おそらく、大橋は元夫に感謝しているのでしょう。それは、彼女が今、幸せだから。自分が幸せで感謝しているから、きっと夫も同じだと思えるあたり、このあたりの鈍さ、精神力の強さはさすがと言わざるをえません。幸せになるのに、鈍感力は絶対に必要です。

 

思いやりがある女性が陥りがちな、負のループ

しかし、大橋の男捨離力を婚活中の女性はぜひ見習ってほしいと思うのです。

 

時代の刷り込みか、本人の資質か、人より自分を優先することがクセになっている人がいます。

 

婚活をする理由に
「おばあちゃんに花嫁姿を見せてあげたい」
「親を安心させたい」
「自分より大事な存在が欲しい」
をあげる女性は多く、このように、自分より他人を尊重する姿勢は「思いやりがある」と言われます。

 

しかし、この発想には二つの欠点があります。

 

ひとつめは、主語が自分でないので、相手の言いなりになってしまうこと。婚活のポイントはメリットがあるかだと何度も書いていますが、思いやりのある人は、メリットのある人ではなく、単なる下請けの人になる可能性が高くなってしまいます。

 

二つめは、思いやりは自分の自信のなさの裏返しである可能性があること。

 

自分を高く評価できないと、他人の役に立つことで自分の存在意義を見いだすことがあります。その結果、相手にお断りすることや、NOを言うことに罪悪感を覚え、誰でも受け入れてしまうことになりかねません。それでうまくいけばいいのですが、そうでなかった場合、さらに自己評価が低くなることにつながっていきます。

 

婚活では、思いやりはさして武器になりませんが、結婚生活は思いやりがないと円滑にいきません。婚活中の女性は、いったん思いやりを冷凍して、婚活に臨んでいただきたいと思います。

 

 

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