認知症の「物盗られ妄想」が始まったら「誰も盗んでない」と否定するのは逆効果!?驚くほど変わる!家族がとるべき正しい対処法とは

「知らない女の人が部屋に来て…」と叫ぶ母。見事な「同志」の対処法

ちょうどその頃、かつてお世話になった社会福祉士の方から、「地域包括支援センターが主催する『介護者の集い』に来てみませんか?」とのお誘いが。「これも何かのタイミングかも」と思い、夫と参加してみると、予想以上に同じ悩みを抱える「同志」の話を聞くことができました。

 

かつて、「母の物盗られ妄想に悩んでいた」と話してくれたAさん(50代女性)。当時はお母さんを在宅で介護していたそうですが、あるとき急に「財布がなくなった」「お金が盗まれた」といった言葉を聞くようになったとのこと。

 

当初は「誰も盗んだりしないから」とお母さんの発言を否定していたそうですが、次第に「知らない女の人が部屋に入って来て、財布を盗もうとする」などと夜中に叫ぶこともあったため、その後お母さんの話に付き合うことにしたとか。

 

「部屋に入って来るなんて怖いね。今度その人が来たら教えてよ」

「財布がなくなったなんて、大変。私も探すよ」

 

そんな対応を続けたところ、お母さんの態度が一変。「ありがとう」と穏やかな口調になり、そこから徐々に「物盗られ妄想」はなくなっていったそうです。

 

Aさんの話を聞き、「やっぱり共感かぁ。ちゃんと寄り添っていてすごい」と感心した夫と私。同時に「ここまで皆が“共感”を推すなら、(Aさんを参考に)一度やってみよう」ということに! すると、驚くほどの変化が見られたのです。

 

▶「あれがない、これがない」探し物を減らすために

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