【益若つばさインタビュー】経済効果100億円というキャッチコピーのもと「大人にたくさん騙されてきました」。40歳の今「商品プロデュース」にかける想いは
若い頃に散々騙されてきたからこそ、透明性の高いものを作りたい。それがこだわり
――外出するときは頑張るけれど、家の中の自分は適当になってしまう人は多いと思います。
そうですよね。私も家着はファストファッションのスウェットで十分、下着も安くてかわいいものならなんでもいい、そう思っていた時代がありました。
でも、これからの時代は、普段着やカジュアルウェアでも、上質な生地だったり、その生産背景だったり、そういったことにも目を向けていくようになるんじゃないかと思うんです。だからこそせっかく自分がプロデュースするのなら、上質なものが作りたかった。
――そこまで素材や生産過程にこだわるのには、理由があるのでしょうか。
ありがたいことに若い頃から、たくさんのプロデュース業に関わらせていただきました。一方で、「目先のお金がほしい」「益若つばさプロデュースといえば売れる」と考える大人たちにかなり騙されもしたんですよ。すべてを話すと驚かれると思うので、これ以上は言えませんが(笑)
――そんな経験をされていたとは……。
私自身も若く無知だったので、騙されたとわかったあとも「仕方ない」と泣き寝入りしていました。ただ、そういう経験から「ものづくりってこんなのでいいのかな。いいわけないよね」と強く思うようになりました。
これからは志がある透明性の高い商品だけが生き残るべきだし、そういう時代になると思います。そうなってほしいという願望も込めて、「MEND」にもこだわりをたくさん詰め込みました。
――ツラい経験をしたり、大きな怪我をすることで、益若さん自身の考えも変わってきたんでしょうね。
それは大きいと思います。あとは、下の世代のことも考えるようになりました。若い人たちに自分のような思いはしてほしくない。いい人もいれば悪い人もいるよ、っていうのをきちんと伝えていきたいですね(笑)。
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