あなたの運命を変える髪型、こうして手に入れよう!さとゆみヘアカウンセリング【新連載】
こんにちは。『女の運命は髪で変わる』の著者、佐藤友美(さとゆみ)です。
先日、OTONA SALONE編集部で、「髪型がうまくいかないと思っている女性は、たいてい、髪型のオーダー法が間違っている!」と、机をバシバシ叩きながら熱弁していたところ、
では、実際に読者の方々にオーダー法をレクチャーしてくださいってなことになりまして。
連載スタートすることになりました。
題して、「あなたの運命変える髪型を手に入れよう!」
あなたの理想の髪型を事前に私、さとゆみがカウンセリングして、あなたにぴったりな美容師さんをご紹介いたします。
1人め「この髪に不満はないけれど、自分を変えたい」
「『あなたの運命変える髪型』カウンセリングされたい人!」で募集したところ(現在募集終了)、たくさんの応募がありました。ありがとうございます。
今回はその応募の中から選ばれた、柳本 瑞穂さん(38歳)のヘアカウンセリングをお届けします。
実は、私、柳本さんにお会いしたとき、ちょっと驚いたんですよね。なぜなら既に「とっても似合っている髪型」だったから。おしゃれだし、洗練されているし。どうして、この企画に応募されたんだろうって、最初は思いました……。
そのあたりも聞いてみましょう。カウンセリングスタートです。
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さとゆみ「はじめまして。というか、いきなり本題ですけれど、ヘアスタイル素敵じゃないですか」
柳本さん・以下柳本「あ、実は、今の髪型にとくに不満はないんですよ。今通っている美容師さんには、もう10年近く切ってもらっていて。家族みんなで通っているくらい、気に入ってるんです」
さとゆみ「で、ですよね……。ではどうして、今回、いらっしゃったんですか?」
柳本「実は、この間仕事を辞めたんです。来年からコーチングの仕事で起業しようと思っていまして。なので、今の髪型も気に入ってるんですが、心機一転、イメチェンしたいなあと思って」
さとゆみ「なるほど。それで、長年通っていた美容師さんではない人を紹介してほしい、と」
柳本「そうなんです」
髪で人生をリセットするのは、とても理にかなった賢い選択
『女の運命は髪で変わる』にも書きましたが、人生をリセットしたい、がらっとイメチェンしたいというときに、髪形を変えるのはとてもいい選択です。なぜなら、髪は24時間365日、あなた自身にくっついているものだから。
服やメイクと違って、脱ぐことも落とすこともできない、体の一部。それが、「髪」です。イメチェンしたいという時に、まずは体の一部である髪を変えるというのは、とても理にかなっています。
長年お付き合いをした美容師さんを変えてでも、イメージチェンジしたいという柳本さんのリクエスト、わかりました。では、ここから一番大事なカウンセリングを進めます。
さとゆみ「では、お伺いします。柳本さん、髪の長さや髪質はまず横に置いておき、ご自身は人からどんな風に見られたいと思いますか?」
これは「美容師さんを紹介してほしい」「似合う髪型が知りたい」と言われた時に、私が必ず質問することです。
なぜかというと、美容師さんは「プロだけどエスパーではない」からです。
美容師さんは髪のプロだから、あなたの顔型や髪質を見れば似合う髪型はすぐに何通りも思いつきます。でも、エスパーではないから、「あなたがどんな自分になりたいのか」は、あなた自身が口に出さないと決してわかりません。
例えば同じボブスタイルでも、「かっこいい雰囲気のボブにしたい」というときと「かわいい雰囲気のボブにしたい」というときでは、美容師さんは切り方を180度といっていいほど、変えてきます。
だからこそ、「なりたい自分像」を伝えることが大事なんですよね。
なりたい自分像=「ほめられて嬉しい言葉」。20個書き出す!
ただ、いきなり「どんな風に見られたいか?」と聞かれても、なかなか答えが出てこない人も多いもの。そこで、私のカウンセリングではいつも「自分のなりたい女性像」を書き出してもらっています。
さとゆみ「こんな言葉で褒められたら嬉しいという言葉を、ノートに20個書き出してみましょうか」
柳本「褒められて嬉しい言葉、ですか?」
さとゆみ「そうです。可愛いでも、大人っぽいでも、色っぽいでも、なんでもいいのですが、こんな言葉を言われてみたいなと思う言葉を、思いつくまま書き出してみてください」
柳本「わかりました……」
余談ですが、この作業をしているときに、なかなか言葉が出てこない人は、自分自身について考える時間があまりなく、仕事や家族の世話などで手一杯という方が多いと感じます。
10代、20代の頃には自分にあんなに興味があったはずなのに、around40になると、自分自身への関心を失ってしまうんですよね。これが劣化の始まりです。
この作業を通して、一度大人になった自分の「棚卸し」をしてみてください。
柳本さんは一度8個のところで手がとまり、20個の言葉を書き出すのには、10分くらいかかりました。
さとゆみ「どうでしたか?」
柳本「……意外と難しかったです。こうやって自分のことを振り返ることって今までなかったなあと思って」
さとゆみ「そうですね。褒められて嬉しい言葉を考えることは、自分を大事にしたり、自分をいたわったりすることともつながります。時にはこうやって自分を振り返る時間をとるのもいいんですよ」
柳本「書きながら矛盾しているなあと思うところもありました」
さとゆみ「最初はそれでいいんですよ。今から優先順位をつけていきましょう。この20個のうち、とくに重要だと思う3つに丸をつけてもらいますか」
柳本さんが◯をつけたのは、「印象的」と「私生活が見えない」と「親しみやすい」の3つ。意外と後から出てきた言葉に◯がつくケースも多いんです。
さとゆみ「やっぱり、これから起業されるということもあって、今は仕事面でクライアントからどう見られるかということが優先順位が高いのかもしれないですね」
柳本「確かにそうかもしれないと思いました……。私の場合、女性相手のコーチングの仕事なので、親しみやすく反感を感じられない髪型は優先度が高いです」
さとゆみ「パーマは考えていますか? 今の感じでパーマかけると私の髪型に近くなりますが……」
柳本「パーマはあまり考えていないかも……」
さとゆみ「信頼感を重視するなら、私は今の髪型、とてもいいと思いますよ。前下がりのボブは、仕事ができる人というイメージにもなりますし」
柳本「うーん」
さとゆみ「でも、変わりたいんですよね」
柳本「はい」
さとゆみ「ショートヘアにしたり、前髪カットしたりするのはアリですか? ショートにすると、結構頻繁に美容院に行かなくちゃいけないけど」
どんなにいい髪型を手に入れても、キープできなくては意味がないので、その方がどれくらいの頻度で美容院に行けるかを聞くことは大事です。
柳本「実は私、今、3人目を妊娠中で7ヶ月なんですが」
さとゆみ「え?」
ここで重要情報カミングアウト。そして選んだサロンは…?
突然のカミングアウトにうろたえた私ですが……(だって、妊娠中や出産直後はあまり美容院行けなくなりますよね。だとしたら、髪型の提案のしかたも変わる……)
でも、そうお伝えすると、柳本さんは「子どもがいるからといって、美容院に行くのはやめたくない」と言います。
柳本さんにとっては、美容院で髪を整えることは、自分にとって大事な時間なので、そこに関してはちゃんと時間を取りたいとのことでした。
そこまで伺って、カウンセリングは終了。柳本さんに合う美容師さんを考えます。
・・・・・・
1)もともと美意識が高く、着ている服や持っている小物などもハイセンスなこと
2)イメチェンを強く希望していること
3)パーマはなし。カットだけで雰囲気を変えたいという希望
4)起業するので「個性」とともに「信頼感」も必要
ということを総合的に考えて、あの美容師さんをご紹介しよう! と決めました。
【……さあ、続きはどうなる?次回、不定期で土曜の夜にゆるく更新予定!】
自分も変わりたくなった人、ヒントはこの1冊に!
『女の運命は髪で変わる』佐藤友美・著 サンマーク出版 ・刊 1,300円+税
大事なポイントは、
「似合う髪型」を探すのではなく、
あくまで「なりたい自分」をイメージして
髪型を決めるということ。
信頼されたい
稼ぎたい
結婚したい
若く見せたい
大事にされたい
おしゃれなママになりたい
愛されたい
「なりたいイメージ」で髪型を決めるだけで、
自分の運命はそのイメージに近づくようにして、動き出していきます!
↓さあ、スタート!↓
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