夫が亡くなったことを忘れてしまった!?「お父さんはまだ会社?」「お父さんの服がない!」認知症の義母に現れた異変。どう対応すれば?

大掃除を終え、ホッとした途端……義母からの耳を疑う一言

3年ほど前、脳神経外科にて「認知症」(軽度~中等度)という診断を受けたお義母さん。現在は、我が家の近くにある<サービス付き高齢者向け住宅>(サ高住/食堂付き)で暮らしています。

 

前回は、義母宅での大掃除(整理整頓&紛失物の捜索)についてお伝えしました。今回は、掃除後に改めて感じた「生前整理の大切さ」をテーマにお話ししたいと思います。

 

あらかじめ「デイサービスに行っている間に、タンスの中を整理しておくね」と伝え、大掃除に取り掛かった夫と私。翌日、様子が気になりお義母さん宅を訪れると、「洋服が取り出しやすくなった」「部屋が広くなった」と予想以上に喜んでくれました。ところがホッとしたのも束の間、次の瞬間、お義母さんから耳を疑うような一言が。

 

義母:「ねぇ、お父さんのセーターが見当たらないんだけど、どこにしまったの?」

私:「……」

義母:「昨日まであったのに、おかしいわねぇ」

私:(もしかして、お義父さんがココにいると思ってる?)

 

「お父さん」とは、20年前に他界したお義母さんの夫のこと。部屋の奥には仏壇があり、優しく微笑むお義父さんの写真に話しかけ、お参りするのがお義母さんの日課になっています。実は数年前に一度だけ、「お父さんが帰ってこないけど、まだ会社?」と聞かれたことがあったので、これも認知症の症状かな?と思っていたところ、続けてこんな言葉が。

 

義母:「お父さんのセーター、ほとんど私が編んだのよ。お父さんも気に入ってたわよねぇ?」(仏壇に向かって話すお義母さん)

私:(お義父さんが亡くなったことは、分かってた……)

 

私の記憶が確かなら、「お父さんのセーター」は田舎から引っ越す際に数枚は「想い出に」と持ってきましたが、しばらくして「もういらないから、全部捨ててちょうだい!」と手渡され、夫が早々に処分していました。あぁ、1枚でも残しておくべきだった……。

 

▶部屋中に服を投げ散らかす義母に困惑

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク