目指せ下腹部すっきり腹筋女子! お腹、お尻、太ももを細くする経絡マッサージ
薄着の季節がくるたびに「どうして昨年のうちにダイエットしておかなかったんだろう……」といつでも反省ばかりのアラフォー。この年齢になると、特に気になるのが下腹とお尻、太もも。下腹部をすっきり整えつつ、全身のだるさやこりも調整して、気持ちよくスリムになりたい!という人に、オススメなのが経絡リンパマッサージなのです。
経絡リンパマッサージって、そもそも何ですか?
体の不調の原因である滞りを改善し、流れのよい体にしていくことを目的としたマッサージ法が、今回ご紹介する経絡リンパマッサージ。書籍『人生が変わる 経絡リンパマッサージ』からのご紹介です。全身に張り巡らされたリンパの流れを改善する「リンパマッサージ」と、気・血・津液の流れをよくする「経絡」の概念を融合し、症状に合わせて処方したものです。人が本来持っている自然治癒力を最大限に引き出し、体の内側から健康になり、不要なものが滞ることのない、流れのよい体を維持することを第一に、リンパと経絡の両面からアプローチしていくマッサージ法です。
まずは、お腹の活性化から
下腹部がぽっこり出るのは、内臓の機能が低下し、冷えていることが多いといわれています。下腹部の冷えは、気・血・津液などの流れを滞らせる原因。おなかの中心を通る「任脈経」は女性の機能を活性化し、へその両脇には「腎経」「胃経」「脾経」など重要な経絡が通っています。おへそまわりをていねいにマッサージしましょう。
1.おなか全体をさする
両手のひらをおなかにあて、みぞおちから鼠径リンパ節に向けて交互にさすります。あおむけに寝て、脚を肩幅くらいに開き、ひざを立てて行うのが効果的。
2.へその両わきをさする
両手の4本の指を使って、へその両わきをさすります。鼠径リンパ節に向けて、左右交互に行います。1~2のプロセスを3セット行うのが目安です。
ふくらはぎ・太ももをスッキリと流す
体の流れが悪く下半身が冷えていると、老廃物や水分が滞り、ふくらはぎや太ももがむくみやすくなります。脚にたまった滞りを鼠径リンパ節へと流すようにさすりましょう。むくみを放っておくと脂肪細胞と老廃物が結びついてセルライトができやすくなるので、しっかりケアしましょう。
1.脚の内側をさする
両手のひらを交互に使って、足首から鼠径リンパ節までさすり上げる。
2.脚の内側を両手でさする
両手を重ね、1と同様に鼠径リンパ節までさすり上げる。
3.親指で脚の内側をさする
両手の親指に少し力を入れながら、交互に足首から鼠径リンパ節まで内側をさすり上げる。
4.脚の外側をさする
両手の親指を交互に使い、足首から脚のつけ根まで外側をさすりあげる。1~4のプロセスを左右交互に3セット行うのが目安です。
ますはチェックリストから
ストレッチ、エクササイズや食事制限で思うような効果が出ない人。「自分の体の状態を理解してこそ本当のマッサージ効果が得られる」というのが、経絡リンパマッサージの基本的な考えです。やみくもに解決策を試してみる前に、まず原因をつきとめることが先決。だから、書籍には1章分を割いて「体内浄化度チェックリスト」が掲載されています。
「上半身と下半身のバランスが悪い」「顔だけ大きい」など心身の状態をチェックするリスト、「鎖骨がキレイに見えるか」「足首がくびれてスッキリしているか」などリンパをチェックするリスト、図の通りの経絡を押して痛みがあるかを確認しながら「虚」「実」を調べる経絡チェックリストの3つ。自分の身体のことをもっとよく知りたい人、気力の充実が気になる人は、ぜひ書店でご覧ください!
『人生が変わる 経絡リンパマッサージ』 著者:渡辺佳子:著 ジャンル:健康法(ツボ・ストレッチなど)美容 発売日:2015/08/28 ISBN:9784074017331 判型・ページ数:46変・160ページ 定価:本体1,200円+税
■ご注文はこちらから■ アマゾン(リンク) honto(リンク)
スポンサーリンク