小林麻耶、電撃婚で見え隠れする「感謝するオンナ」の心の闇
引き寄せは、単なる常識である
けれど、別の見方をすると、オオモノの講演会には、それに近い分野の日本のオオモノがやってくるのは当然のことで、そこに来ていたオオモノに、小林のような有名人を紹介するというのは、社会人として当たり前のことです(無名な人は、紹介されません)。つまり、これは引き寄せではなく、単なるビジネスマナーです。
「炭鉱から王室へ」と揶揄されたキャサリン妃とウィリアム王子が、同じ大学で知り合って結婚したように、結局のところ、人は同じレベルの人としか出会えないし、紹介もされないわけですから、出会いこそ必然で、自分のおかげです。感謝などしなくてよい。
このように書くと、「ということは、あの人とうまくいかなかった私は、あの人と同レベル」と逆の引き寄せ理論で自分を責めてしまう人がいますが、これも違うと思います。会社には実際に入ってみないとのわからないように、実際その場になってみないとわからないことが、世の中には多いものです。出会いが必然なら、結果は自然。なるようにしかなりません。
小林のようになんでも感謝してしまう人、反対に自分を責めてしまう人には、独特の殻の硬さを感じます。話したいことを話さないまま来てしまった結果、本心がわからなくなってしまったのではないでしょうか。問題が小さいうちに話してくれないと、周囲はかける言葉がなくなってしまいますし、人に話す習慣がない人ほど、人の言葉に傷つきやすくなる傾向もあると思います。
小林が結婚したのは“ミラクル”でも、「妹さんからのプレゼント」でもなく、いい人に出会って、その結果、結婚したというだけ。縁であり、実力です。ぜひ自分を誇りながら、結婚生活を送っていただきたいと思います。
仁科友里が斬る#オンナの生きざま
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