「理想の自分を目指す」のに疲れた私が“ゆるっと主義”になって感じたこと

「大人になったのだから、自分はこうあるべき」とか「この歳になったのだから、こうじゃないと」など、年齢を重ねると“無意識ながらも”完璧主義的な思考に陥ってしまうのは、根が真面目な女性ほど「あるある」なのではないでしょうか。

かくいう私も、過去には政治家だったことや40代が目に近づいてきた時期に“理想の自分”に近づきたい欲が強まったことなどから、少々無理をしていた時期もありました。

 

「こうありたい」が「こうあるべき」になると疲れを感じがち

 

美容でもキャリアでも人生でも恋愛でも、人は誰しも大なり小なり「こうありたい」という理想を抱いているものです。

しかし、そんな理想が具体化するほどに、無意識の完璧主義に陥り、自らを呪縛してしまうような事態になれば、どんどん疲労感が蓄積することにも。

例えば、時短美容家として活動する私の場合には「美容家なんだから、常にきちんとメイクをしていなければ」とか「美容家として仕事をする以上は、ジムに毎日行ってボディメイクをした上で、ヨガも頑張らなくちゃ。さらには、お肌だって常に美肌をキープしなければ」などと、正直、今思えば「なんだか無理していたなぁ」と思うほど気負っていた時期もありました。

キャリアや人生においても「ここまでは到達しなきゃ」と自ら高めのハードルを掲げ、気負いすぎていた時期も少なくなかったように思います。

そんな私は、皮肉なことにちょっとした病気の発覚を機に「完璧主義疲れ」を痛感し、いやが応にも「こうあるべき」を手放すことになったのです。

 

「こうあるべき」は考えなくてもいいテーマだと悟る

 

恋愛でも結婚でもキャリアでも美容でも人生でも「こうあるべき」はただの理想であり、人生が理想どおりに進まないのは40代ともなれば、それなりに実感するものです。

38歳からはちょっとした持病を抱えながら自分の人生と向き合うことになった私は、“それまでよりも無理したくてもできない体”と付き合いながら「こうあるべき」は、もはや考えなくてもいいテーマだと悟りました。

これまでより“ゆるっとした自分”を心がけ、目下の目標は掲げても“理想”を突き詰めるのはやめて、その時にできることを着実に積み重ねるよう意識。

その結果、なんと「こうあるべき」をよく考えていた完璧主義に陥っていた頃よりも、さまざまな事柄に対し数倍も“いい結果”を出せるようになったのです。

さらには、そんな“ゆるっと主義”のほうが40代らしい“余裕”を感じさせるのか、周囲の人から褒められる機会も増えたことに驚いています。

 

“完璧主義”って、わざわざ「完璧主義者になろう」と決意するものではなく、自分では無意識のうちに陥っていることも多いテーマです。

思いがけない持病が発端で考え方を変えざるをえなかった私ですが、あえて何事にも“ゆるっと”、“のんびりと”構えるように心がけるくらいのほうが、自分が疲れない上に、その“余裕”が功を奏する形で想定外の実力を出せるケースも決して少なくないことを、今では実感しています。

理想とする自分を目指すことに「疲れたな」と感じたら、そのときこそあえての「ま、いっか」が、疲れから救ってくれるシンプルな方法だと身をもって痛感している次第です。

婚活でも美容でもキャリアでも「こうあるべき」に疲れてしまったみなさまにおかれまして、少しでも参考になれば幸いです。

 

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