AKB48柏木由紀、27歳のババア宣言。もしもアラフォーがババアと言われたら?

突然ですが、みなさんはおカネは好きですか?私は大好きです。

「私の世界観に共感してくれる人でないと、一緒に仕事ができない」というアーティスティックなライターさんもいらっしゃるようですが、私にとって最大の賞賛はギャラを期日にきちっと振り込んでもらうこと。私の場合、おカネをもらえさえすれば、大抵のことはOKです。

 

なので、今日もカネをもらうべく、コラムのネタを探していたところ、こんなニュースを見つけました。AKB48総合ゼネラルプロデューサーの秋元康氏が、同グループ最年長となった柏木由紀に対し、「これからは指原と柏木のババアコンビでがんばれ」と激励し、柏木も「27歳で“ババア”とは腑に落ちない部分がある」としながらも、「“お局ババア”としてがんばらせていただきたい」と返したそうです。

 

芸能人にとって、ババアポジションはメリットがある

 

60歳の男性が、27歳の女性にむかってババアと言える国、ニッポン。

男性が女性を査定するのは当然の国、ニッポン。

 

我々はルイス・キャロルもびっくりの不思議な国に生きているようです。

 

秋元氏といえば、おニャン子クラブの産みの親。女子高生をブランド化して世に出た人ですから、少女以外は全員ババアだという感覚を持っているのかもしれません。が、日本を代表するプロデューサーが、公の場でこんなことを言うのはどうかと思います。唯一救いがあるとすれば、これがショービジネスの世界の話だということ。

 

ドラマや映画、バラエティーは、いい人だけでは成立しません。悪役や笑われる人がいて番組をかきまわしてくれなければ、ショーとして盛り上がりにかけます。ということは、ババアと言われた柏木には、若い子と対極の存在として、スポットライトが当たることが約束されているわけです。

 

悪役だろうか笑われ役だろうが、前に出るのが芸能界の正義。スポットが当たる、仕事増える、おカネもらえるといいこと尽くめです。そのキャラが本当である必要はなく「求められているのなら、やりましょう」と言える人でないと、プロにはなれないのだと思います。

 

一般人が芸能人の真似をするのは、危険

 

アイドルのように女性としての属性、たとえば年齢や容姿をカネに変えるのがプロと考えた場合、会社員の女性はアマチュアと言っていいでしょう。プロとアマの間には深い河が流れていて、アマチュアはプロの真似をしてはいけないというのが私の考えです。

 

たとえば、ホステスさんやキャバクラの女性は外見や会話で男性を魅了し、お金を落とさせますから、プロの部類に入ります。彼女たちにあやかろうとナンバークラスの女性が書いたモテ本を婚活中の女性が読むことがありますが、ちょっと待ってといいたいのです。

 

ホステスさんはたくさんの指名を獲得することでお店に貢献し、自分の給料が増える仕組みになっています。となると、不特定多数の人に好かれることが、プロとしての仕事ということになります。キモい相手でも、お金を落としてくれる人が一番。それに対し、婚活はひとりの相手と契約を交わすことを意味しますから、方向性は真逆だと思うのです。

 

また、プロの場合、男性と接している最中に理想のオンナを演じて、いい夢を見せる必要がありますが、婚活中に男性にサービスしすぎると、結婚生活がしんどくなるのは目に見えている。やはり、プロとアマは違うのです。

 

プロ中のプロと言えば、人気芸能人です。一度も会ったこともない彼らについてああだこうだ書いている私は、人気者の条件について考えることがあります。セールスや視聴率、レギュラーの本数は人気者のバロメーターですが、それだけでは完全とは言えないと思うのです。人を多少いらつかせることも人気者には不可欠ではないでしょうか。

 

結婚しても引退せず、夫と子どもを日本において全米進出したばかりか、不倫の噂が絶えなかった松田聖子、近藤真彦の家での自殺未遂以降、メンタルが安定せず、完全復帰とは言えない中森明菜などが典型例です。人気者とは多くの人に愛されながら、憎まれる隙がある人のことを言うのだと思います。

 

このように、プロの住む芸能界と、アマチュアの生きる世界は全く違います。しかし、善良な人はテレビと一般人の世界の違いに気づきません。テレビを真に受けすぎた結果、女性を笑ってそれがウケていると信じている男性、加齢に敏感すぎる女性がうまれると思うのです。

 

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