オトナの夏の胃腸疲れにきくリセットスープ
フードスタイリストの河合真由子です。お盆が過ぎ、夏のおわりを感じさせるように、朝晩は涼しい風が吹くようになりました。
夏から秋への季節の変わり目は、夏の間に受けた紫外線などのダメージや、溜まった疲れが一気に出やすい時期でもあります。たまった疲れや毒出しをして、夏の疲れをリカバリーするのにおすすめのレシピを紹介します。
丸ごとトマトのみぞれスープ
トマトをまるごとつかい、さっと火を通したスープ。
大根おろしと生姜がきいた胃にやさしいレシピです。
【材料】1人分
・トマト(中) 1個
・大根 150g
・生姜 ひとかけ
A
・和風だし 150cc
・薄口醤油 小さじ1
・酒 小さじ1
・塩 ふたつまみ
・万能ねぎ 適量
【作り方】
1、トマトはヘタをくりぬき、お尻に×の切り込みをいれ、湯むきする。大根、生姜はそれぞれ皮を剥きすりおろし、水気を絞る。万能ねぎは小口切りにする。
2、鍋にAをいれ弱火で加熱する。沸騰したらトマトをいれ蓋をして5分ほど加熱し、大根おろし、おろし生姜を加えて火を止める。
3、器に盛り、万能ねぎを飾る。
大根に含まれるジアスターゼは、胃酸をコントロールして胃腸の働きをよくします。また、しょうがは、胃を健康にする健胃作用があり、消化を助けてくれます。
夏の終わりにくる食欲不振は疲れのサイン
夏の終わりにやってくる食欲不振。何日も胃が重い日々が続き、口の周りに吹き出物がでてくるようであればそれは胃腸が疲れている証拠。暴飲暴食や、不規則な生活をしていると胃腸に負担がかかってしまいます。また、夏の暑さで喉越しのよい麺類だけを食べたり、冷たいアイスなど好きなものだけを食べていると栄養も偏り、胃腸の働きも低下します。
胃腸の回復を助ける食べ方とは?
胃腸が弱っていると感じたら、まずは消化にいいものを中心に食事を切り替えましょう。胃を刺激するアルコールやカフェイン、は避けて、脂っこいものは消化に時間がかかるためパス。また、食事の際にはよく噛んで食べることによって唾液中の消化酵素もよく働きます。
それでもどうしても胃腸の調子が良くならないと感じたら、ゆるく断食することもおすすめです。常に食べ物や飲み物で働きづめの胃腸を一定期間休ませることで、それまでの不調をリセット。しっかり休ませて回復したら、バランスのとれた食事でしっかり栄養をとりましょう。
スポンサーリンク