痛すぎる「ワキもみ」で40代の身体こりが劇的にとれた!一人でもできるワキもみの方法とは
これがゴッドハンドというものか……
施術後に服を着たら、ブラのホックがゆるんでいてびっくりしました。あれっ誰か別の人の下着かな?と一瞬思ったくらい。あり得る説明は「アンダーバストがちょっと細くなった」です。身体側が細くなったのです。
立ってみると重心がやたら後ろにあり、歩いてみるとひざが普段より曲がっています。そしてなんと、親指の付け根だけで歩く理想的な「内側重心」になってしまっている!O脚の私は日頃がんばって矯正しようとしているのに、何だこれ、寝てただけで整ってしまった。
ふと下を見ると笑えるくらいに足の指が広がっています。口角は上がり続け、なぜか視界が明るい。最近老眼の進行が著しいのですが、ピントが合うようになったわけではないけれどなぜか世界が明るく見えています。なんだろう、網膜の感受性が向上したの?血流改善?
知識として知っていた「経絡リンパマッサージ」ですが、経絡相互がどうつながってどう反応するのかはまったく知りませんでした。このように、シスターズ2人に同時に施術してもらうと、地図を指し示すがごとくその部分がきちんと反応し、整っていきます。
これはまさにシスターズの言葉通り「調整」。調整した結果、痩せてしまったり、食欲が異常ではなくなったり、肩こりが取れたり、便秘が消えたりと、「不具合が消えてしまう」のだそうです。
ダイエットしようとしているうちは痩せない。でも、身体を整えれば自ずとやせる。
実際、駆け込みの芸能人だけでなく、トップアスリートやヨガの先生など、常に自分の身体をメンテしている人たちも定期的に施術を受けにくるのだそうです。
さて、前述の「痛かった」施術ポイントのうち、ウワサに違わずすごかったシスターズの特徴の一つが、ワキ。
ここで話が冒頭に戻りますが、弊社刊行の書籍『疲れたら1日1分ワキをもむだけ』はこの効きっぷりのエッセンスを自宅で一人で簡単に実践できるハウツー本、というわけです。
足ツボと同様に、ワキも自分で「全力でギュウギュウに力を入れる」のは難しいですが、試しにやってみてください。要領は足と同じなので、後述の基本を参考に「どのくらい痛いことができるか」にトライ。
本当にびっくりします。
できればそばにいる誰かに思いっきりワキを押してもらってください。
でも、やればわかるのですが、不思議と「イタタタタ」ともんでみた後、何かがスッキリします。こんな魔法がワキにあっただなんて、これまでこれを知らずに生きていたのがちょっと悲しい。
痛い!でも耐えられる!「ワキもみ」いちばんの基本はコレ
書籍に掲載されたケアのうち、すべての症状に効く基本ケアの一つめをご紹介しましょう。ワキもみの基本中の基本です。
1・ワキの下に4本の指を揃えてはさみます。親指は自然に肩の付け根にきます。
2・そのまま、親指をワキに向かって押しながら下ろします。
3・親指と、揃えた4本の指で、ワキの固くなった部分を探りながらほぐしてください。左右15回ずつを目安に。
この先のステップのうち、「鎖骨をつかみながら腕を回すケア」が個人的に激イタなのですが、果たしてそれがどんな方法なのかは、ぜひ書籍でチェックしてください!
『疲れたら1日1分ワキをもむだけ』Abeシスターズ・著 主婦の友社・刊 1,200円+税
Keiko Abe (姉・左)
経絡リンパ整体師。大手エステティックサロンで修行後、フランスとイギリスでアロマテラピーを学び、1994年、広尾に隠れ家サロンをオープン。アロマテラピーと経絡マッサージを融合し、ツボとリンパにアプローチする独自のトリートメントが、美しいボディライン、フェイスラインを実現。その目を見張る効果が、CAやモデルなどの口コミで評判となり、雑誌やテレビにも多数出演。
Yumi Abe (妹・右)
経絡リンパ整体師。30代前半までファッション業界で活躍するも、婦人病のため退職。姉のマッサージで心身ともに回復したことに感銘を受け、アロマ・リンパについて学ぶ。2002年にプライベートサロンをオープン。その後、ヨガ、バレエの身体理論を取り入れた独自のメッソッドを開発。現在はその技術を広げるべく日々後進の指導にもあたる。
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