美髪のためのトリートメントは「ケラチンよりヘマチン」。「賢くオトナ髪をケアしたい」
髪の毛の90%は「ケラチン」というタンパク質でできており、トリートメントの有用な成分としても知られた存在。補修成分としてよくクレジットされていますよね。
ヘアトリートメント界隈で最近注目されている成分に、「ケラチン」ではなく「ヘマチン」というものがあります。実際、コストはどれくらい?どんな成分なの? 調べてみました!
「ヘマチン」ってどういう成分?毛髪にどんな作用がある?
ヘマチンとは血液中のヘモグロビンから抽出される毛髪補修成分のこと。由来から想像する通り、この成分、見た目が黒いというのが特徴で、「髪のダメージ補修とハリ・コシの強化」をするということで注目されているのです。
髪の内部を「ハンバーグ」に例えてみますね。材料がバラバラになりかけた「崩れやすいハンバーグ」をイメージしてください。メイン材料がひき肉。ケラチンは、メイン材料のひき肉だと思ってください。
焼いている途中でボロボロ崩れる可能性のあるハンバーグに、ひき肉を足してもバラバラになるだけで、形は整いません。ここでヘマチンの登場です。ヘマチンはハンバーグ作りの”卵・パン粉”などのつなぎの役割をします。
バラバラになりそうな肉(ケラチン)を、ギュッと結びつけるつなぎ(ヘマチン)で、ハンバーグの形に!
傷んでいる髪の毛に、髪の毛の元の成分であるケラチンを追加するよりも、今ある部品同士を強力につなぎ止めて補強する接着剤 兼 補強材であるヘマチンを入れる方が、毛髪の内部構造を立て直すことになるのです。
ケラチンとヘマチンは似て非なる役割。ヘマチンは「一人二役」ができちゃう
オトナの髪には、ダメージ以外にも髪の毛に残る「残留薬剤」という敵がいます。カラーリングの後、しばらくするとパサついたりする経験ありませんか?
ダメージの元となる過酸化水素やアルカリ剤といったアルカリ成分は、毛髪に残り、髪をジワジワと攻撃し続けるといわれています。この残留薬剤を、中和させ、分解する働きがあるのが、ヘマチンなんです。毛髪を「補修」をしながら「ダメージの進行を食い止める」ことを同時にやってくれる。これがヘマチン推す理由です。
- ケラチン: ダメージで空洞化した髪内部の穴を埋める
- ヘマチン: 髪を補修しながら、ダメージの元(過酸化水素など)を分解・中和する働き
「ケラチン」はヘマチンが繋いでくれる
誤解しないでいただきたいのは、ケラチンが不要なわけではありません。ヘマチンが髪の中にしっかり土台を作ってくれるからこそ、その後に使うトリートメントに含まれるケラチンや他の成分も、逃げ出さずに定着できるようになります。
「まずはヘマチンで土台をガッチリ溶接する」。この一工程を挟むだけで、その後のヘアケアすべての効率が劇的に変わります。
月数百円で手に入る「ヘマチン原液」という足し算
「じゃあ早速ヘマチンが含まれるトリートメントを探そう」と思った方、ちょっと待ってください!私の提案は、今のヘアケアをまるごと買い換えることではありません。今お使いのシャンプーやコンディショナーに、これらの成分の「原液」を数滴プラスする「アレンジ術」です。
各ECサイトで「ヘマチン 原液」と検索してみると、たくさんの商品が出てきますので、まずはお手持ちのシャンプーに原液をプラスしてみることから始めてみてはいかがでしょう。
元々美容室のプロ用の商品として長年使われてきたものが、近年一般ユーザーも手に入りやすくなった成分。原料自体が濃い色なので、使用後タオルなどに色移りする可能性がある、という注意点があったりします。商品に記載された注意書きをチェックして使ってくださいね!
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